イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

中学受験への挑戦は正解だった!〜入学前後の この1年を振り返る〜

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2021年度の受験組だったイチコは

受験(受検)をしてから約1年が経とうとしています。

去年の今頃は知らず知らずの内にピリピリしていた気がします。

 

受検を終えて中学校に入学した今、

「中学受験をして良かったか?」と問われた時に

親子ともに「Yes」と答えることができると思っています。

その理由について今回は綴っていきたいと思います。

 

目次

 

自分に合うと思う学校を選べた

本の学校のほとんどが抱える問題だとは思いますが、

どうしても感じてしまうのが、クラス内の授業に対する理解度の差

一斉授業のため、先生は理解度の高い生徒は待たせてしまうし、

理解度がゆっくりな子は授業のスピードについて行けない…なんて事も。

 

こういった子どもたちを相手に一斉授業を行う先生は、どのレベルに焦点を当てて進めればいいだろうか? もし学力上位の子たちに焦点を当てて進めれば、当然、大多数の子を落ちこぼすことになる。だから、多くの場合、学力が「中位の下」か「下位の上」くらいのところに焦点を当てて進めることになる

 

引用元;ニューズウィーク日本版

引用元URL;https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/07/post-94011_1.php

 

公立小中学校の場合、

公務員である先生に個別に対応して欲しいと言う訳にもいかないので

(個別指導の塾ではないし、今の制度じゃ無理なので…)

『自分で学校を選んで自分にあったレベルの学校に通う』という選択肢が

今できる方法として適当になってくるのかな、と個人的には思うのです。

 

地元の公立小学校に通っていたイチコは

ずば抜けて勉強ができるというほどではありませんでしたが、

学校の授業のペースでは ちょっと遅いな〜と感じてしまう。

 

分からないお友達に説明するなど自分なりにできる事をして

授業を受けていたようですが、

もし進めるならば、もっと進んだ勉強をさせてあげたい

というのが正直、親として思うところ。

 

中学進学、公立のままでは学区内の学校に進むだけで、

自分たちが選択することはできない。

でも中学受験なら自分に合うと思われる学校に挑戦することができる

 

素敵な学校に巡り会えた

そうは言っても、家計(お金)の問題で、

我が家では私立中学校への受験はさせてあげられませんでした。

このため、選択肢は「公立中高一貫校「国立大学附属中学校」の2択に。

 

志望した公立中高一貫校県内トップレベルの難関校

チャレンジの結果、残念ながらイチコには ご縁がありませんでしたが、

国立大学附属中学校の方は、ご縁をいただくことができました!

 

入学してから早いもので8カ月。

クラスのお友達のレベルも高く、お互いに切磋琢磨ができていますし、

先生方のご指導もしっかりされている様子。

(コロナの影響で授業参観がなく、実際には見ることはできていませんが)

なによりイチコ本人が生き生きとして楽しく学校生活を送っているのが嬉しい!

素敵な学校に巡り会うことができました。

 

興味のあることにチャレンジできた

大学の教育学部附属中学校のため、

面白い取り組みがあるのも特徴のようです。

 

びっくりしたのが、各先生がゼミを持っていて

それぞれ生徒たちが自分の興味のあるゼミに参加し

自分の興味のあるテーマについて探求して発表する

という取り組みをしていました。

 

イチコは数学が好きなようで、数学のゼミに入り、

自分なりにテーマを見つけて詳しく探求していました。

(イチコのテーマは「平方根の和を一般化する」というもの。

 説明を聞いたけど、中1でそこまで考えたのか〜と感心する内容でした)

 

ただ単に机に向かい、先生の話を聞いたりテストを受けたり、

という従来の勉強だけではなく、

好きなことを探して自分なりに深めていくことができる学習法

チャレンジさせてくれていることに、とても感動しました。

 

最後に

受験前は、なかなか勉強に集中しないイチコを叱って泣かせたり

そんな状態に嫌気がさして私自身も悩んだり泣いたり…。

色々な辛いこともありました。

 

しかし、先日、イチコが こんな事を言ったんです。

受検をしたおかげで、世界が広がったよ♪

それを聞いて『全てが報われたわ〜』と心の底から思えました。

 

この我が家の体験が、これから受験を検討される方のご参考になれば幸いです。

また、2022年度 受験組のお子さんは、これからが本格的な戦いですね。

努力の先には素敵な春が待っていると思いますので、

どうか悔いの無いように思い切り頑張ってください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。