イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

【中学受験体験談】塾選びと転塾について(早稲アカ→市進→スクールFC)

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新年を前に、これまでの習い事の総まとめとして

今週は過去を色々と振り返っています。

 

今回は、中学受験のための進学塾について

体験談を綴ってみたいと思います。

 

目次

 

《Before》塾選びの悩み

前回の記事でも書きましたが、

小3の頃、イチコは『花まる学習会』に通っていました。

idokusyoclub.hatenablog.com

 

そしてイチコが中学受験を決めた小3の終わり頃。

どこの塾に入ったら良いか?という問題に直面しました。

花まるの進学塾部門『スクールFC』にするのか?大手の塾にするか?

 

そこで、中学受験の先輩ママ友に相談しました。

そのママ友は、上の子がSAPIXサピックスに通い、

下の子は花まる学習会のアルゴクラブに通っていて

事情を分かってくれていたので。

 

彼女からもらった返事は、こうでした。

小さい塾から大手の塾に転塾しようとすると大変かもしれないけど、

 大手の塾から小さい塾に転塾するのは できそうじゃない?』

 

スクールFCは、首都圏を中心に十数校という

それほど大きくない塾なのです。

 

「なるほど〜」と思った私は、早速、大手塾のパンフレットを比較し、

一番、送り迎えがしやすい早稲田アカデミーに入塾を決めました。

(ちなみに『花まる学習会』は塾とは別の学びができるので、

 塾と同時並行で、続けることにしました)

 

《体験談1》早稲田アカデミーへの入塾

宿題の量が多いことで有名な早稲田アカデミー

入塾したら、本当に凄かった…。

毎日毎日、宿題の山

もう、つかれたー!わかんなーい!

いいから早く宿題を終わらせなさい!

と、イチコは泣き、私は怒る日々。。

 

そうやって頑張っても、成績は偏差値50前後をウロウロするばかりで

一向に上がる気配なし。。

そんな状態が1年半続いた頃、転塾を考え始めました。

 

というのも家計の事情で、我が家は私立はチャレンジせず

公立中高一貫校(県内トップクラス)国立大学附属中学校

2校のみしか受検しないと決めてあったからです。

 

通っていた早稲アカ「私立向けのコース」しかない校舎だったので

このまま私立向けの勉強をしていても先が見えない…と判断し、

「公立中高一貫校向けのコース」がある市進学院への転塾を決めました。

 

《体験談2》市進学院への転塾

イチコ・小5の秋に、

市進学院中高一貫校受検コース』に転塾しました。

しかし、イチコ曰く

授業の内容が簡単すぎる…
早稲アカで習ったことばっかりなんだもん…

私立向け4教科の難しい問題に揉まれてきたイチコは

いつの間にか実力が付いていて、

市進の中高一貫校受検コースの問題が簡単に感じられたらしいのです。

 

というか、県内トップクラスの公立中高一貫校を受検したくて転塾したのに

このまま簡単だと思われる問題ばかり解いていて良いの?と、不安に。。

 

当時、イチコはと同時に『花まる学習会』にも通い続けていたので、

花まるの先生に相談し、スクールFCの公立中高一貫校に詳しいという

ベテランの先生を紹介してもらう事ができたので、

早速、その先生に連絡を取り、スクールFCへの転塾を決めました。

イチコ・小5の冬のことでした。

 

《余談》中学受験部・責任者の方からの電話

面談で市進学院の担任の先生に転塾のお話をしたその日の夜、

中学受験部の責任者の先生から、我が家に電話がかかってきました。

担任から転塾すると聞いたんですが、本当ですか?

はい、そうです。

成績表を見たら、結構よく出来てるから
▲▲中なら狙えるのに。

心の声→(成績は早稲アカのおかげですけど…
  というか、▲▲中は狙ってないです!
  そもそも第一志望の◆◆中(県内トップ)を想定して
  授業をしてくれてなかった…ってことなの!?)

スクールFCって聞いたこと無かったから調べたけど
◆◆中の実績なんて無いとこじゃないですか?
ウチは〇人出してますけどねぇ!?

心の声→(それは市進が大手塾で、
  受検者の分母の数が多いからじゃないの?)

そんな実績のない塾に転塾って、本気ですか?

イチコの授業を一度も担当したことがない先生に

ここに書いた以外にも散々言われて、私は放心状態…。

でも最後に一言

転塾は、もう決めたことですので!

とキッパリ言うと

じゃ、もういいです!

と、電話を切られました。

先方は引き留めの電話をしてきたのだと思いますが

終始、私の選択を攻めるような言葉を浴びせてきました…。

私は「なんでこんな事を言われなきゃいけないの?!」と

その後は本当に悔しくて、悲しくて、泣きました…。

 

《体験談3》スクールFCへの転塾

結局、イチコ小5の冬に『スクールFC』に入塾。

公立中高一貫校に詳しいというベテランの先生に相談した結果、

『◆◆中は入試が本当に難しくて問題量も大量だから、

「私立向け」のコースで勉強しつつ、

公立中高一貫対策として「合科」の授業も受けましょう』

と決まりました。

 

「合科授業」とは、子どもたちがグループで話し合うなどして問題を解決し

論理的思考力、表現力、発信力、リーダーシップなどの力を伸ばしてくれる

授業だそうです。

 

しかし、間もなくしてコロナウィルスによって日本はパンデミックとなり

社会の機能が全てストップする事態となりました。

学校も例外ではなく、子どもたちは学ぶ機会を奪われました。

 

そんな全てがストップしていた中、

いち早くオンラインという手段によって授業を再開してくれたのが

スクールFCでした!

「ZOOM」という言葉も「オンライン授業」という形態も

まだ世の中に広まる前のことでした。

 

早速、パソコンを準備し、先生も生徒も手探り状態で授業を再開。

小さい塾だからこその機動力だね

先生方の努力と情熱に心から感謝した出来事でした。

 

《感想》まとめ

イチコの受検の結果は、以前にも書きましたが、

第一志望としていた県内トップの公立中高一貫校は残念ながら

ご縁をいただくことができませんでした。

しかし、第二志望の国立大学附属中学校に入学することができ、

今は、とても充実した中学校生活を送ることができています。

 

塾に関しては2度も転塾をしましたが、

早稲アカにいても、市進を続けていても、

もしかしたら今と同じ結果だったかもしれません。

 

ただ、イチコと私にとっては、早稲アカは怒って泣いての辛い日々で、

市進は、このままでいいのか?という不安な日々でしたので、

スクールFCで「やるだけやった!」と思えたのは良かったのだと思います。

 

以上、我が家の受検までの3年間を綴ってきましたが、

あくまでこれは個人の体験と感想です。

 

イチコの友だちは早稲アカで志望校に合格しましたし、

私の元同僚のお子さんは市進の雰囲気に合っていて良かった!と言っています。

 

私自身、責任者の先生には傷つけられましたが、

その先生個人の問題で、その塾全体が悪いとは思っていないので、

今でも次女のニコを、市進学院の同じ校舎内にある

英語教室Lepton(レプトンに通わせています。

 

もう一度 書きますが、あくまで個人の体験と感想ですので、ご理解ください

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。