イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

習い事の決定権は?『子どもが決める派!』or『親が決める派!』

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こんにちは。二児の母のカコです。

最近、習い事の体験談ばかり書いていて

自分で飽きてしまったので 笑

 

今回は、そんな習い事を決める際

『子どもの意見を尊重する派』か?

それとも『親が主導で決定する派』か?

意見が分かれる問題について、

経験等を踏まえた私なりの結論を綴ってみたいと思います。

 

目次

 

『子どもの意見を尊重する派』の意見

以前、会社の同僚と子どもの習い事について話をした時に、

彼女が言っていた意見は、こうでした。

・子どもがやりたいと言った習い事なら、好きだから続けられる。
・逆に親がやらせようとした習い事は、嫌々ながらなので嫌いになる。
・親が子どもにやらせようとするのは、親のエゴ。
・自分もやりたい習い事(ダンス)をやって楽しかったから
 自分の子どもにも意見を聞いてから決めてあげたい。

 

なるほど〜、と思いました。

その当時、ウチの子どもたちも小さかったので、

習い事については悩む所でしたが・・・

今は色々と経験してみて分かったことがあります。

 

『親が主導で決定する派』の意見

私の結論は、『親が決めた方がいいでしょ!』です。

理由は以下の通りです。

1.子どもの動機は「友だちがいるから」「テレビで見たから」等、単純。
2.「やりたい」と思った時には、スタートが遅くなっている場合も。
3.知らないことは「やりたくない!」と言いがち。
 

1番目の理由

まず、1番目の理由『子どもの動機は単純』について。

小さい子どもが「やりたい!」と思うきっかけは、

「〇〇ちゃんと一緒にピアノ教室に行きたい!」とか

「アニメで見たバレリーナの子が可愛かった。私もやりたい!」など

 けっこう単純

 

それが良い時もありますが、

理想きっかけとなったもの)と現実練習の厳しさ)との差に気づいた時

「やっぱり辞めるーー!」となる事が多い。。

 

そういう私もその一人(らしい)。

私の記憶にはないのですが、母が言うには、

「りゅうこ先生(幼稚園の先生)みたいにピアノひきたい!」

と、自分からピアノを習いたいと言った(らしい)。

でも、練習は疲れるし、上手く弾けないし。

何度も「辞めたい!」と訴えた。

けれど「自分でやりたいって言ったんだからダメ!」と却下され続けました…。

小さい子が「やりたい」と言い出しても楽しく続けるのは困難です。

 

2番目の理由

じゃ、少し大きくなって分別が付くようになってから

子どもの意見を聞いて決定すればいいか?と言うと

年齢的に遅すぎてしまうかもしれません。

これが2つ目の理由です。

 

例えば『絶対音感』は、幼少期に身につけないと、

大きくなってからでは難しい・・・と言われていますよね。

 

私の知り合いに趣味でバンドを組んでいる方がいますが

彼女は小さい頃に音楽的な習い事をしていなかったので、

楽器はできず、ボーカルを担当しているとのこと。

「小さい頃にピアノとか習っておきたかった…」と言っていました。

 

3番目の理由

そして3番目の理由『知らないことは「やりたくない!」と言いがち』は

ニコのスイミングで経験済み 笑

 

水が嫌いだったニコ(当時、年長さん)に

スイミングやってみよう♪

と言っても

イヤだ!

と、ばっさり断られた 笑

 

子どもは、未知のものが自分の世界に入ってくる時、

その不安から拒否という壁を作るものです。

その壁があり続ける限り、子どもが「やりたい」と言い出すのは絶望的・・・

だから結局、親が主導で習い事を決めないと進まない。

 

ニコの場合、

とりあえず始めてみようよ♪

と説得して習い始めたら、

今まで顔に水がかかるだけで嫌がっていたニコが

顔を水につけて泳げるようになった

 

ニコが「やりたい」という時を待っていたら

泳げる日は永遠に訪れなかったかもしれません。。

 

習い事を決める際に大切なこと(まとめ)

ということで、私が辿り着いた結論は

・習い事は親が主導で決めた方が良い
・その際は、子どもの気持ちがプラスに向くよう
「褒める」「励ます」等、継続できるようなフォローをしていく

です!

 

どんな習い事も、練習をしたり、通い続けたり、継続するのは大変です。

でも、子どもの才能の芽を出してあげたい時は、

親の水やりフォロー)が必要。

そしてある程度、芽が伸びてきたら、子ども自身に

花を咲かせるかどうか?(突き詰めるか?切り上げて別の習い事に移るか?)

を決定させてあげればいいのではないでしょうか。

 

子どもの世界は、まだまだ狭いもの。

その狭い世界を広げてあげるきっかけを作るのが、

親だからこそできる役目ではないかと思います。

 

以上、最後までお読みいただき、ありがとうございました。