イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

国語力をアップさせる『漢字練習』の体験談〜具体的な方法・その1〜

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前回、国語の成績の上げ方として

国語力をアップさせるには漢字練習を!』と

中学受験を経験した体験談を元に理論編を綴りましたが、

今回は実際に試した具体的な方法について書いてみたいと思います。

(書き出したら長くなったので、2回に分けて綴ります。)

 

理論編をご覧になりたい方はコチラ↓

idokusyoclub.hatenablog.com

 

目次

 

毎日コツコツ漢字勉強をした結果

現在、通っている『花まる学習会』では年に3回、

花まる漢字テスト』(通称;花漢)というものが行われます。

70点以上で合格ですが、

96点以上を取ると『特待合格』で大きい賞状がもらえる他、

次のテストで飛び級」(1つ上の級)にチャレンジできる権利がもらえる!

 

ということで、ニコは小学1年生の頃から毎日コツコツ頑張って

花漢「特待合格」に向けて漢字の勉強を頑張りました。

 

3年間で漢字ノートは19冊に!!

(実は1年生の初期のノートは紛失してしまったので、

 本当は、もう少しやっていたハズなのですが・・・笑)

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その結果、特待合格5回合格3回を取ることができました!

(賞状が1枚みつからないーーー!?)

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このため、特待合格の度に飛び級チャレンジを利用して、

小学3年生・2回目の花漢で、小学5年生のA級にも合格!!

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なお、前に『先取り学習を「する」部分と「しない」部分』の話を

書いた事がありますが、漢字に関しては『する部分』だと思ってます。

《先取り学習》『する』部分と『しない』部分 〜子育てママとしての見解〜

なぜなら、漢字『国語力の土台(更には「学習の基礎」)』だから!

日本で生活するからには母国語の日本語をしっかり学ぶ必要あり

その日本語の一部である漢字の重要性を無視することはできませんからね。

 

それでは、どんな漢字の勉強をやると良いか?について

詳しく書いてみたいと思います。

 

具体的な漢字勉強法とポイント

ポイントは以下の5つ

  1. 書き順は絶対に守ること!
  2. 部首も一緒に覚えること!
  3. 音・訓はセットで覚えること!
  4. 漢字単品ではなく熟語で覚えること!
  5. 同音・同訓異字も意識すること!

それらを意識したニコの漢字練習帳がコチラです

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 ↑1年生の時のノート  ↑2年生の時のノート  ↑3年生のノート

(字が雑なのは、お見逃しを〜!!!)
 

1.書き順は絶対に守ろう

学年が上がるごとに、画数が多くなる漢字。

ですが、それらは低学年で習った文字の組み合わせだったり

漢字の一部(部首)が変わっただけだったり、というモノも多い。

つまり、前に覚えた漢字が、付属品(へんやつくり)を付けて

別の形となって出てくる場合があるんですね。

 

例えば、2年生で出てくる「馬」という漢字。

1画目はの どちらの文字が正しいでしょう?

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正解は・・・

縦棒が先です!!

 

私は大人になるまで青のように横棒を先に書いていたので、

うまへんが付く「駅」も「験」も、間違った書き順で書いていた・・

 

他にも、間違いやすい書き順に「反」「皮」があります。

漢字が似ているので「縦と横、どっちが先だっけ…?」となりがち。

正解は、以下の通り。

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これを間違えて覚えてしまうと、

「坂」「阪」もアウト

「波」「彼」もアウト

となってしまいますね。。

 

なので漢字練習帳は、必ず書き順が分かる状態にしました。

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また、怪しい漢字の時には、練習中にチラッとチェック

正しく書いていたら

間違えずに書けて、すごいねーーー!

と褒め、やっぱり間違った書き順で練習しているようなら

こっちの画が先だよ!あと10回、練習追加〜!笑

など冗談まじりで印象づけたりしてました。

(声をかけた方が覚えてくれるので。)

 

2.部首も一緒に覚えよう

前回の理論編で、中学受験では

漢字は「読み書きだけが問われるわけではない」と書きました。

なぜかというと「筆順」「画数」「部首」など

知識の問題も勉強しなければならないからです!

 

受験で膨大な量を勉強しなければいけない中、

わざわざ「部首」を改めて覚えるよりも

漢字練習の際に、ついでに覚えてしまった方が断然 楽です♪

 

ニコの漢字練習帳では、こんな感じで勉強していました。

f:id:idokusyoclub:20220112130103p:plain(字が躍ってますが…笑)

毎回、これをやっていると

えー!この漢字は、ココが部首なんだ〜!

など、面白い発見ができたりするので、意外と楽しいですよ♪

(ニコは珍しい部首を発見する度に、ばぁばに部首クイズを出してますw)

 

3.音・訓はセットで覚えよう

音読みと訓読みには、以下のように区別されます。

音読み中国から伝えられた発音を元にした読み方

音(おと)がメイン

訓読み日本の言葉をあてはめて読んだ読み方

意味が分かりやすい

 

音読みで分かりにくい熟語も、訓読みでカバーすれば覚えやすい!!

なので、ニコの漢字練習帳は、こんな感じです。

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例えば、「昔」という字を覚える時。

熟語で「昔日」「昔年」「今昔」などを練習しました。

でも、低学年のニコ。

「せきじつ」って何???

音(おと)だけでは分かりません。

そこで、意味の分かりやすい訓読みの出番!

「昔(むかし)」と「日(ひ)」だから
過去の日々って意味だよ

と説明すれば、分かりやすいし、覚えやすくなります。

他にも、確認テストで「ぶっかが あがる」

『ぶっか』が分からなかったニコ。

ヒントで「モノの価値だよ」と言ったら、漢字を書くことができました。

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こんな風に、音だけでは何か分かりにくいものも

意味が分かりやすい訓読みの手助けによって

思い出せる確率が上がるので、

音・訓はセットで覚えた方が良いです!

(ポイント5の同音・同訓異字の時にも役に立ちます)

 

いったん まとめ

漢字ノートは親が作った方がいい?

ここまでお読みになった方の中で、もしかしたら、

「親が漢字のノートを作ってあげなきゃいけないの?」

思った方もいるかもしれませんよね…汗

 

私は子育てが趣味なので、あまり苦にはならない、

というのが正直なところですが…笑

 

ノート作りのメリットデメリットはこんな感じ↓

《メリット》

日付も指定して準備するので、やってないと一目瞭然

・せっかく親が用意してくれたんだから…と、

 気を遣って意外と取り組んでくれる 笑

《デメリット》

・準備するのに時間がかかる

・準備する時、肩がこる! 笑

 

でも、子どもにドリルとノートだけ渡して

今日はこのページの この漢字の練習をしておいて

と言うよりも

今日の練習分のノート、作っておいたよ〜

と言った方が、子どものやる気が全然違いましたよ♪

 

私の場合、1週間分のノートを作るのに1時間程度はかかりました。

でも、子どもは、その漢字ノート1日分をやるのに20分前後かかります。

1週間分で考えると2時間前後

親が準備にかかる時間より2倍の時間をかけて勉強を頑張る

そんな子どもの姿を見ていたら、親として、

「子どものために少し時間を割いてあげてもいいかな〜」

なんて思ったりしました。

 

この勉強法を実践したら、子どもが漢字に強くなったし、成績も伸びた

大変だけど、やって良かった方法です。

 

なお、長くなりましたので、今回はポイント1〜3までにしています。

ポイント4〜5については、次回、まとめてみたいと思います。

以上、国語力をアップさせる漢字練習法(1)でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。