こんにちは。二児の母のカコです。
多読をした去年は１年間で1,000冊以上の本を読んだニコ（小３）。
今年の抱負を聞いた時に「そこまで読まない！」宣言をした通り
今はゲームやプログラミング、YouTube鑑賞などで忙しく、
読書ペースが格段に落ちました。笑
そんなニコですが、この１ヶ月ほど楽しそうに読んでいる本を紹介します。
それは、大人も懐かしい『かぎばあさんシリーズ』。
私も小学生の時に学校にあった覚えがありますが、
実は、私自身は読んだことがありませんでした。
でも、ニコが片っ端から本を読み漁って、
もう用意する本が尽きてきた頃、
図書館で目にとまった懐かしい「かぎばあさん」の本。
どんな話なのかな？
と気になり、そのまま借りてみることに。
ニコが読む前に、私が先に読んでみたら・・・面白かった！
そして、ニコにも勧めてみると、ハマってくれました♪
『ふしぎなかぎばあさん』が出版されたのは１９７６年。
本の中には黒電話などが出てきて
ちょっと古さを感じるかな〜？と思いましたが、
黒い電話は、ばぁばの家で見たことがあるから知ってたよ〜
と、特に違和感なく（言われるまで気づかず）読めたようです。
面白かったので、シリーズの続きも読むことに。
そこでシリーズについて調べてみたら、全部で２０冊もあって、
最後の巻は２０００年に出版。
２０年以上も続いていたのには驚きました！
シリーズに出てくる子は、だいたい小学３年生前後。
ちょうどニコと同じくらい。
特徴としては「カギっ子」で（たまに違う子も出てきましたが）
悩みがあったり、何かを解決しようと頑張っている子どもたちが主人公。
そんな子どもたち、
「実際にかぎばあさんがいてくれたら・・・」と思う子や
「絵本の中のかぎばあさんが本当にいたなんて信じられない！」など
驚いたり喜んだりしながら、かぎばあさんの料理や紙芝居を楽しみます。
そして、何でもお見通しのかぎばあさんは
悩んでいる子どもたちの背中を そっと押してくれて
気がついたら、どんな困難な状況も吹き飛ばしてくれていた！
という、不思議で ほっこりできるお話。
本のレビューや口コミを見ると、
「小学生の頃に読んだので、自分の子どもにも読ませたくて買いました」
という方が多かった。
たしかに親子で読んでも楽しい本！
長く読み継がれる理由が分かります。
最後は、いつもハッピーエンドなのが良い！
いっぱい続くのかと思ってたら
２０冊で終わりだったのが残念。
もっとも読みたかったけど…全部おもしろかったから満足！
もし私のように小学生の時に読んでいなかった方がいたら、
一度、読んでみてもいいかもしれませんよ。
『かぎばあさんシリーズ』について
★字の大きさは「やや小さめ」
★本のサイズは通常の単行本より少し大きめ
（横幅が長く、スクエア型。絵本よりは小さい）
★その分、行間が やや広めなので、読みやすい
★ページ数は７７ページ（あとがき含まず）
★挿絵は２〜３ページに１枚あるので、読みやすい
★小学３年生くらいの子にオススメ（本好きなら低学年の子でも〇）
かぎばあさんシリーズ全２０冊
- ふしぎなかぎばあさん
- かぎばあさんの魔法のかぎ
- にせもののかぎばあさん
- かぎばあさんは名探偵
- かぎばあさんアメリカへいく
- かぎばあさんへのひみつの手紙
- かぎばあさんぼうけんの島へ
- かぎばあさんのマンガ教室
- かぎばあさんのサンタクロース
- 三塁打だよ、かぎばあさん
- かぎばあさんのことわざ教室
- 親切キップだかぎばあさん
- かぎばあさんのミステリー館
- かぎばあさんのファミリーレストラン
- かぎばあさんの家みつけた
- かぎばあさんの魔法クラブ
- かぎばあさんがさらわれた
- かぎばあさんともう一人のボク
- かぎばあさんとペット探偵団
- かぎばあさん、犯人はぼくなの
今回は、ニコの読書録から「かぎばあさんシリーズ」について綴りました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
