イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

絶対に最後から読むべからず!!ドラマ化されたミステリー作品『流星の絆』〜長女の読書記録より〜

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前回、初めて長女イチコ(中1)の読書記録から

感想&読書エピソードを綴ってみました。

その時に増やしたカテゴリー『中高生向けの本』の他に

『ジャニーズ作品原作本』も同時に追加。

理由は・・・

親子ともにジャニーズ好きだから!

 

今回は嵐の二宮和也さんが出演していた

東野圭吾さん原作の『流星の絆』について書いてみます。

 

ドラマ『流星の絆

 

2008年10月からのTBS系ドラマ。

東野圭吾さん×宮藤官九郎さんの涙のNo.1ミステリー感動大作とのこと。

二宮和也さん、錦戸亮さん、戸田恵梨香さんが3兄妹を演じています。

 

2008年は、ちょうどイチコが生まれた年。

当然、イチコは、このドラマを見ていません。

一方、私はというと、見たり見なかったり。笑

元々、せっかちな性格上、次の回まで1週間待つことが嫌なので

連続ドラマをまともに見ることがない。

 

しかし、この作品は二宮さんも錦戸さんも出演している。

う〜ん、気になる!!!

でも、ちょっと見てみたら、宮藤官九郎さんの演出により、

シリアスなミステリーなのにコメディータッチで、

私には、それがミスマッチに感じられ…

結果、あまり見なかった。

(口コミによると、クドカンさんのコメディーを入れた緩急が絶妙!

 と、高評価が多かったので、良い作品なのだと思います。)

 

そして!!!

やっぱり気になった私は、最終回を見てしまったのです。

それが後々、後悔することに繋がるとは知らず…。

 

原作本『流星の絆

 

ドラマ化から12年半の歳月が過ぎた昨年の春。

イチコの中学受検も一段落し、

時間的にも、心にも、本を読む余裕ができました。

そんな時に、ふと思いついたのです。

「嵐の出演作品の原作本をイチコと一緒に読んでみようかな?」

 

嵐の中でも二宮さんファンのイチコのために『流星の絆』を用意。

ページ数は600ページ超え。

かなり分厚い。

でも、読み始めたら、止まらなくなる面白さ!!!

さすが東野圭吾さんです。

 

母の読書体験

私は以前、ドラマを見た時の記憶が少しあるので、

兄妹の会話は二宮さん、錦戸さん、戸田さんをイメージしながら読め、

他の登場人物も、あぁ、この刑事さんは設楽さんね、など思い出しながら

読み進めることができました。

 

しかし、ここで、ドラマ最終回を見てしまったツケが回ってきます。

本の中盤〜終盤、せっかくドキドキする展開なのに、

犯人を知りながら読み進めなければならなかった!!!涙

ミステリーを読む時に、こんな残念なことはない…。

「ミステリー作品は必ず原作を先に読むこと」という教訓を得たのでした。

 

長女の読書体験

そんな母の残念な読書体験をイチコにはして欲しくなかったので、

誰が犯人なの!?

と聞かれても、絶対に教えませんでした。

 

しかし、好奇心の方が勝ってしまったイチコ。

先に、最後の数ページを開いて読んでしまったとのこと!!!

ハッキリと犯人については書かれていませんでしたが、

何となく「あぁ、この人が犯人なのね」と想像がついてしまったらしい。

もう、台無しーー!!!

あの中盤〜終盤、犯人と思われる人物を追い詰めようとする場面の

ドキドキ感を味わってほしかったのに〜。

 

***

まだ読んだことがない方は、ぜひ最初から順にドキドキしながらお読み下さい!

本を読むより映像で見る方が好き♪というかたはDVDやBlu-rayで、ご確認を。

とても面白く、読み終わってからも

しばらく心を奪われてしまうような作品でした。