『読書案内』のコーナーに紹介されている本が
毎回、とても良いので!!!
今月号も次女のニコ(小3)と一緒に読んでみました。
以下、ニコと私が読んだ本の感想です。
目次
<読書案内の本1>『失敗図鑑』
名だたる偉人の失敗(?)を取り上げ、そこから教訓を得る、という感じの本。
子どもたちの興味を引くタイトルを付けたかったのかな?
それで「失敗図鑑」と銘打ってるようですが・・・
「コレって失敗なのかなぁ…?」と思うような偉人さんエピソードも。
「まぁ、偉大な人が全て素晴らしい人生を送ってきたわけではなく、
偉人といえども一人の人間。
良いところもあれば悪いところもあるよね、
だから君たちも悪いと思ってる事を逆手に取れば良いことに繋がるよ!
失敗を恐れず頑張れ!!」的なことを
子どもたちに伝えようとしてくれてる本なのかな〜と思います。
スゴイ人も失敗したんだな〜って分かった。
失敗をすればするほど頑張った証拠だね。
そうだよ、ニコ。
失敗するからこそ見えてくることがある!
子どもたちよ、失敗しながら成長せよ!!
ちなみに、最後の偉人に「お父さん・お母さん」を載せてくれてるのが
ちょっと良かったな、と思いました。
<読書案内の本2>『春くんのいる家』
小学4年生の主人公・日向ちゃんとママ、いとこの春くん、
それに、おじいちゃんとおばあちゃん、という別々に住んでいた5人。
お客さんのような違和感を感じていた日向ちゃんや春くんですが、
ネコをきっかけに「家族」として暮らしていこうと
少しずつ気持ちが変化していく物語。
色々あったけど、最後は
(日向ちゃんが)隣の席のお友達とも仲良くなれたり、
(家族との)生活にも慣れてきたりできて、
春くんと一緒にいたから変われたのかな、と思った。
大人の感想としては、
「この本、心情の読み取りが難しいよね〜」です。
日向ちゃんの心情、春くんの心情、
おじいちゃん・おばあちゃん、お母さんの心情…
小学生には、一度読んだだけでは、なかなか理解しづらいので、
何度も何度も味わいながら読むのがいいかな、と思う本でした。
中学受験でも、心情を扱う物語文は勉強しますしね。
難しいけれど、チャレンジして読んでみると良いかなと思う本です。
<読書案内の本3>『バイバイ、わたしの9さい』
タイトルからは予想できなかった内容でした!
読んで良かったし、一人でも多くの子どもたちに読んでほしい!!!
と思う本です。
10歳を目前にした主人公のタマラちゃん、
子どもながらに(というか、大人顔負けに!)色々と考えて、
行動に移していく、力強くて素敵な女の子に脱帽でした!!!
「一人でも多くの子どもたちに読んでほしい」と思ったので、
次女のニコ(小3)の他に、長女のイチコ(中1)にも読んでもらいました。
そんな子どもたちの、本を読んで考えた事や感想などを詳しく書きたいので、
改めて、別の記事で詳しく綴ってみたいと思います。
読書案内で紹介されていなかったら読むことがなかったかもしれない本。
この出会いに感謝です!!!
<読書案内の本4>『虔十公園林/ざしきぼっこのはなし』
「虔十公園林/ざしきぼっこのはなし」は、
宮沢賢治のおはなしシリーズの6冊目。
宮沢賢治さんの本というと、言葉遣いがちょっと難しいイメージ。
ニコは「注文の多い料理店」など
少しの作品しか読んだことがありませんでしたが…
こちらの「宮沢賢治のおはなし」シリーズは
読みやすい長さの本が10冊!!!
なので、「虔十公園林/ざしきぼっこのはなし」だけでなく
10冊まとめて購入しちゃいました!!!
ということで、こちらの本についても、
宮沢賢治のおはなしシリーズと一緒にまとめて
別の機会に、改めて綴ってみたいと思います。
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そんなわけで、本当は書きたいことがたくさんあって!!
そのせいで、今回は尻切れトンボみたいになっちゃいました…汗
3冊目、4冊目の本については、後日、きちんとまとめたいと思います。