イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

子どもの自由研究、親は手伝う?手伝わない?我が家の場合は…手伝います!(小学生版)

先日6月がスタートしたばかりで

夏休みには、まだまだ早い時期ですが…

実は我が家では、すでに自由研究の準備が始まっております!

(何を準備しているか?については、まだ秘密♪笑)

 

目次

 

自由研究、親は手伝う?手伝わない?

この問題、結構、悩みどころですよね〜。。

子どもの宿題なんだから、そもそも親が関与していいのか?

関わるとしたら、どこまで関わるのか?などなど。

多分、ご家庭によって色々な意見があると思います。

 

調べたら、昨年の夏に発表された「自由研究に関する調査」がありました。

prtimes.jp

「自由研究はどのくらい親が手伝いますか?」と質問したところ、『親子で一緒に取り組んでいる(41.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『困った時だけアドバイスする程度(39.7%)』と続きました。

最多となったのは『一緒に』という回答ですが、『困った時だけ』もかなり近い数の回答を集めています。また両方の回答を合わせると、8割以上の方が何らかの形で子どもの課題を手伝っていることもわかりました。

 

引用元;【自由研究のテーマはもう決めた?】夏休みの自由研究は親子で一緒に取り組んでいる方が最多!お子さんが興味を持ってくれそうなのは“プログラミング”!?

引用元URL;https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000025929.html

 

8割以上の方が…。

確かに、そうなりますよね。

だって、子どもだけで自由研究を全部やり切るなんて、

かなり不可能に近いですもの…。

 

我が家の自由研究に対する考え方

我が家の…というより、私の持論を展開します。はい。

ご興味のある方は、どうぞお付き合いください。

 

まだ経験値の少ない子どもたち。

「自由に」と言われると逆に選択肢の多さから、迷子になる可能性大。

工作にする?実験をする?観察をする?

観察にするなら、動物?植物?天体?

天体だったら、星?月?雲の動き???などなど、

選択肢がありすぎて、テーマ決めだけでも かなり大変。

テーマは決まったけど、準備は?方法は?まとめ方は???

で、結局、実験をやるのも観察をやるのも大変そうだし、

工作っていっても本格的な物は材料とか技術的な問題もあるから

貯金箱を作るでいいかな〜的な感じになってしまう。。

(はい、私の小学生時代のエピソードです。苦笑)

 

というわけで、子どもの少ない経験値でやろうとすると

狭い世界からの選択になってしまうと思うんです。

でも、親になって思いました。

自由研究って、子どものレベルアップをさせてあげられる

貴重な機会なのでは!?と。

 

例えば、実験。

学校で行う実験は、まず「こうなる」という答えがあって、

やってみたら、「ほら、やっぱりね!」というモノが大半。

観察もしかり。

子どもたちに知っていて欲しい、身につけて欲しい知識を

確かなものにするための実験や観察、という位置づけ。

 

だからこそ、自由研究は違う視点でやってほしいと思うのです。

子どもたちの世界を広げてあげるために。

答えの分からない事、予想の付かない事に挑んで欲しいのです!

今まで知らなかった事、自分だけじゃ思いつかない事に

チャレンジさせてあげられるビッグチャンスなんだと思うのです!!!

 

我が家の関わり方

というわけで、我が家では以下のように自由研究に関わっています。

  • テーマ決め
  • 材料の準備
  • 実験の手助け
  • まとめ方の手助け

こう書いてみると、がっつり関わっていますねw

それでは具体的に、過去の関わり方を書いてみます。

 

テーマ決め

我が家では夏休みが終わったら

すぐに次の自由研究のテーマを探すという具合で

1年がかりで考えています。

普段の生活の中の ふとした疑問が研究テーマになったりするので

「これ面白いかも!?」というモノを書き留めておいて

夏休みが近づく頃(ちょうど今頃)

子どもたちにストックしたテーマをプレゼンし、

好きなモノ、やってみたいモノを選んでもらっています。

 

なぜ、こんな時期から自由研究のテーマ決めをしておくかというと

夏休みに入ってからすぐに動けるように

準備をしておきたいからです。

 

材料の準備

私の持論で綴った通り、

自由研究は答えの分からない事、予想がつかない事をやってほしい。

ということは、研究がどんな風に進んでいくかも予想がつかない!

なので、できるだけ早めにはじめておく必要がある。

(ニコが小2の時の科学工作「オバケ屋敷」は夏休み前から作り始めました。

ちなみに賞をもらえました。(←プチ自慢をぶっ込んできたww))

なので、早々にスタートできるように

必要そうな材料は、早めに買いそろえておく事が多いです。

材料がないことで、子どもたちのやる気が減退してしまうのも防ぎたいので。

 

実験の手助け

大抵、実験をする場合、実験する人と記録を取る人が必要です。

大人なら一人で出来ますけど、子どもには無理ですw

なので、実験をやるのは子ども、記録を書いたり写真を撮るのは大人、

という具合で分担をしてやっています。

ただ、子どもは途中で疲れてくるし、飽きてくる…。

「お母さんがやってー!」となっても、

「じゃ、代わりに記録係お願いね!」など

全部を親がやることにならないよう気をつけました。

(親の自由研究になってしまわないよう、ここは絶対に守りました)

 

まとめ方の手助け

実験レポートなんて書いたことのない子どもが いきなり

夏休みには書いていかなければならない状況になる…。

こんな理不尽な要求って…と思ってしまいますが、前にも書いた通り、

自由研究は子どものレベルアップをさせてあげられる場!!!

「やったことないなら、経験させてあげよう!」と前向きにとらえましょう!

 

というわけで、ここも大人が関与します。

書き方を教え、今後、自分一人でも書けるように経験させてあげるのです。

 

ニコの場合、1年生の時の実験(ゴムの力)は手書きのレポートでしたが

去年3年生の時の実験(表面張力)は実験の数が多かったので

手書きは無理だな、と判断し、パソコンで作る事を提案しました。

おかげでキーボード入力を覚えましたし、

そのご学校の国語でローマ字を習った時には、すんなり理解。

学校のICT学習の一環で、タブレット端末を使った資料作りの時も

難なく資料作りに取り組む事ができた模様。

思わぬプラスの効果がありました。

 

親の関わりで得られたメリット

私が感じている主観的なものですが

自由研究に関わって良かったな、と思う点は以下の通りです。

  • 子どもの興味や知識などの世界を広げてあげられた
  • 今、持っている力より少し難しい事に挑戦することでスキルアップした
  • 子どもだけでは達成できなかった新たなチャレンジに挑めた
  • 途中で挫折しそうだった時を乗り越えて最後まで諦めずにできた

 

子どもが持っている能力内で自由研究をしようとするより

子どもの能力や可能性を広げてあげるきっかけとして

自由研究をさせてあげるのがいいのかな?と考えています。

「自分の興味のあることを研究すればいいんだよ」でも良いですが

「こんな面白い世界もあるんだよ」と大人が示してあげるのも良いのかなと。

 

また、子どもだけでは難しい事に

大人が関わってチャレンジさせてあげることで

レベルアップ、スキルアップに繋がったり、

自信が持てたりするのではと思います。

 

一方、デメリットとしては、

「これって絶対親が手伝ってるよね…」と周りに思われることでしょうか。苦笑

 

なお、これまで書いてきた関わり方は『小学生版』です。

中学生になると、関わり方は変わってきます。

それを書き始めると長くなるので…今回はここまで。

機会があったら「中学生版」も書いてみようかなと思います。