イズルハ家の教育系体験記

イチコ(中3)ニコ(小5)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

怖い!?それとも怖くない!?怖さの度合いは人それぞれ…『みちのく妖怪ツアー』〜次女の読書記録より〜

去年は1,000冊以上の本を読んだというのに、

今年になって10冊ちょっとしか読んでいない次女ニコ(小4)。

差が激しすぎるでしょ…(°∀°;)

 

そんなニコが久々に本を読んだので、

その本についての紹介&体験談(感想)を書いてみたいと思います。

 

読んだ本は『みちのく妖怪ツアー』です。

 

母がこの本を選んだ理由

最近、めっきり読書をしなくなったニコ。

たまには本を読んで欲しいな〜と思い、

小3の時も読んでいた怖い系の本なら食いついてくれるかな〜?と

用意してみた次第です。

結局、そんなに食いついてくれなかったんですけどね…。

でも、せっかく用意したので「読んで!」と言ったら読んでくれた。

(半強制的w)

idokusyoclub.hatenablog.com

 

昨日のブログ、

『彩菊あやかし算法帖(青柳碧人さん)』の本を読んだ体験談でも

書きましたけど、元々、怖い話が苦手な私。

なので、本当は怖い系の本は好きではない。

でも、この本の表紙を見る限り、絵の感じから、

めちゃめちゃ怖そうな雰囲気は漂ってこない。

むしろ裏表紙の妖怪たちの絵は、ちょっと可愛いくらい。

なので、私でも手に取ることができました。

(おどろおどろしい絵の本は絶対に無理〜!!)

 

みちのく妖怪ツアー

お話が始まる前、一番最初にポスターがあって、その内容が、

「みちのく妖怪ツアー」に参加する小学生(小学4年以上)を募る

というもの。

妖怪好きな子も嫌いな子も、夏休みの自由研究にしたい人も。

旅行行程は、東北各地をまわる3泊4日

子どもたちの自主性を育てるため、保護者の参加は受付しません

という注意書きも。

 

それを見た時点で、ちょっと面白そうだな、と思いました。

そのツアーに申し込んだ子どもたちの体験談が次のページから

短編で書かれて行くのですが・・・

 

文字の大きさは「やや小さめ

挿絵は「少なめ

ページ数157ページほど。

ということで、小学校中学年〜高学年さんにオススメの本です。

怖い話が大丈夫な子、また、ちょっと怖いけど興味がある子なら、

男女問わずに楽しめると思います。

 

小4女子と母が読んでみた感想

怖さの度合いとしては、レベル1くらいです。(←私の主観)

怖いのが苦手な私でも、普通に読むことができましたョ。

 

ただ、これまで怖い系の本をたくさん読んできたニコの感想が

なんか、ちょっと…怖かった

えっ!?怖い場面とか、特に無かったと思うけど!?

 

よくよく話を聞いてみたら

『バッドエンドなところが嫌だった』とのこと。

悪いことをした人が悪い目に遭うのは仕方ないけど

何も悪いことをしていない人も悪い目に遭った話があったから怖い…

という主張でした。

怪談って、けっこうバッドエンドな事が多くない!?

(バッドエンドじゃないのって「でも〇〇すれば大丈夫!」と

解決法を載せている『おばけずかんシリーズ』くらいじゃないかなぁ…w)

 

そうは言っても、妖怪系のお話の場合、報いを受けるのは悪い行いをした人、

という感じで、教訓的に使われることが多い。

このため、読み進める内に「あ、この人は良くないことが起こるだろうな…」

という予想ができ、それが的中したりする。

でも、この本の中では、普通に過ごしていたのに、

なぜか妖怪に取り込まれてしまう子の話がありました。

それがニコ的には「ちょっと怖かった」のだと思います。

(自分の身に降りかかったら…と考えてしまうのかもしれません)

 

でも、それ以外は特に怖いことはなし。

私としては妖怪より、悪霊とか、なりふり構わないそっち系の方が怖いけど…。

(それこそ悪いことしてないのに、なんでーー!みたいな理不尽さを感じる)

 

実はこの本、シリーズになっていて、今の所、4冊発売されていました。

 

 

 

1冊目で「ちょっと怖い」と感じたニコは

2冊目以降を読むのを、少しためらっている様子。。

読んでみるよ…

とは言っていたものの、いつになるかは分かりません(°∀°;)

感じる怖さは、人それぞれですからね。

無理なようなら…仕方ない!

 

この本の怖さ評価

私・・・★☆☆☆☆

ニコ・・・★★★☆☆