イズルハ家の教育系体験記

イチコ(中3)ニコ(小5)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

後悔の涙…(実家13日目)

昨晩の出来事。

そろそろ寝よう…ということで、いつものように

リビング寝のばぁばと次女ニコ(小4)の布団をリビングに敷き、

長女イチコ(中2)と私の布団を座敷に敷いて、寝る準備をしていました。

 

先に歯磨きが終わっていたばぁばは

布団に寝転がりながらテレビを見ていましたが、

そんなばぁばに向かって、ニコがクッションを投げて遊び始めた様子。

私は歯磨きのため、洗面所にいたので詳細は分かりませんが、

突然、ガシャン!という何かが割れる大きな音と

イチコの「あ、ごめん!」という声。

音に驚いて部屋に戻ってみると、

キッチン周辺で、ばぁばが何かを拾っていました。

どうやらリビングとキッチンを仕切るカウンターに置いてあったコップを

子どもたちが投げていたクッションで倒し、割ってしまった模様。

 

そのコップというのが、

毎晩、ばぁばが食事の時に愛用していたコップ。

ニコが「ごめんなさい!」と謝ると、

「いいよ、仕方ないよ」と言っていたばぁば。

でも、「ちょっとショックだな…」と、ぽつり。

 

普段は、あまり怒らないようにしている私ですが、

さすがに今回は子どもたちに雷を落としました。

「部屋の中で物を投げるな!

ちっちゃい子どもじゃないんだから、少し考えれば分かるだろ!

想像力が足りないんだよ!!💢」

 

久々に私に大きな声で怒られたニコは

「ごめんなさい…ごめんなさい…」と、とにかく謝り倒し、

ばぁばに「いいよ、もう謝らなくていいよ」と言われても

謝り続けていました。

 

一方、じっと立ち尽くしていたイチコ。

「ごめんなさい」と小さな声でつぶやいた後は

何もしゃべらず、早々に自分の寝床につきました。

しかし、そのご布団の中で一人、涙を流していた様子。

しばらくの間、すすり泣きが聞こえてきていました。

きっと、私に怒られたことに対する反発心もあったと思いますが、

それ以上に、なぜやってしまったのだろう…という後悔、

ばぁばの物を壊してしまった申し訳なさ…などが

イチコの心に渦巻いていたのだと思います。

なので、泣いていることは分かっていましたが、

自分と向き合う時間も必要かと思い、

私から声をかけることはせず、そのまま眠ることにしました。

 

しかし、朝を迎え、

お互い気持ちをリセットするために、イチコに話しかけました。

「今日、買い物に行った時、

お小遣いで新しくばぁばのコップ買うって、どう?」

イチコは、すぐに、それに同意。

というわけで、今日は、じぃじのお墓の掃除にお寺に行ったあと、

お盆の買い物をする時に、ばぁばと少し別行動をし、

子どもたちと私とで、食器売り場でばぁば用のコップを購入しました。

(お小遣いで買う?と言ったものの、

やはりお金は親が負担することにしました。)

 

買い物から帰宅後、ばぁばにコップを渡そうと、

ソワソワする子どもたち。

そして、「ばぁば、昨日はごめんなさい」ときちんと謝り

子どもたち自身で選んだコップを渡して、

一応、一件落着となりました。

 

昨晩、ごめんなさい!を連発していたニコは、

口に出したことで気持ちもすぐに整理できたのか

早々に ばぁばと仲直りし、すぐに眠ることができましたが、

ぐっと押し黙っていたイチコは、後悔や自責の念を抱え込み

なかなか眠ることができず、

涙ぐみながら今日まで引きずっていました。

 

まぁ、失敗も人生の肥やし。

楽しい思い出だけでなく、こういう夏休みの思い出もありなのかな、

と感じた出来事でした。

(母として、ちょっと大変でしたけどね…)