イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

単なる自己啓発本として片付けられない!『夢をかなえるゾウ』を読んだ感想

読書の秋、ということで

最近、色々な本が読みたくて、

ちょっと気になっていた本を図書館で借りて読んでみました。

水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』です。

 

 

二児の母の感想

最初は、最近 読書をしない長女イチコ(中2)のために

何か良い本はないかな〜?と思って探し始めたのがきっかけでした。

ネットで色々と探していて、「ん、これは?」と思った本が

『夢をかなえるゾウ』でした。

「あ、本屋さんで見たことあるやつ」。

口コミを見てみると、高評価のレビューがたくさん。

内容的にも自己啓発の本とのことだったので、

なかなかやる気が出ないイチコにぴったりかな?と思い、

試しに図書館で借りてみた、というわけです。

 

で、借りてみた結果・・・

私がハマりました!!!

借りられた1巻〜4巻まで、一気読みしてしました。

 

何と言っても、神様・ガネーシャのキャラクターが良い!

ちょっとふざけすぎでしょ…と思う部分も多々ありますがw

過去の偉人たちのエピソードを交えながら様々な教えを説くなど

けっこう良いことも言う。

そのおかげで、ただの真面目なお説教本にはならず、

読みやすく、分かりやすく、心に響きました。

 

ちなみに以前、ブログに書いた『ミライの教科書』

idokusyoclub.hatenablog.com

こちらは過去の偉人たちの様々な偉業を学ぶことで

「君たちは、どんな未来にしたいですか?」と問うものでした。

一方『夢をかなえるゾウ』は、夢を叶えたい!と未来を夢見る人を主人公に

神様ガネーシャが、偉人はこうやってきたよ、過去の事例を紹介していく、

という形でした。

 

視点は違うものの、どちらも良書。オススメ本!

『夢をかなえるゾウ』は、自分を重ねて共感できる部分もあることから、

特に夢などと意識していなかった私自身も

ガネーシャの課題、ちょっとやってみようかな…」

と思ってしまうような内容でした。

 

笑いながら、泣きながら、人生に大切なものを学べる本。

単なる自己啓発本と、一言では片付けられない本。

ホントに読んで良かったです!

 

 

夢について考えた

主人公が男性だった1・2巻に対し、女性が主人公の3巻。

同性の私としては、一番、3巻が共感しやすく

一番面白いな〜と思いましたが、

4巻を読んで、これまでの概念が変わりました。

 

夢を叶えようと、

今を、未来を変えていくために努力してきた1〜3巻に対し、

残りの人生がわずかだと知った時の『夢』について考えさせられた4巻。

明日が来ることを当たり前のように思い、

自分たちには未来が待っていると当然のように感じていましたが、

『夢』とは、その前提で成り立っていた、と。

でも、そうではないと知った時・・・

『夢』をどうしたらいいのか?

すごく考えさせられました。

 

というわけで、1〜4巻、いずれも読んで良かった。

そして現在、

5冊目の『夢をかなえるゾウの0(ゼロ)』も出ているとのこと。

でも残念ながら、図書館では『0(ゼロ)』の予約が100人以上いて、

いつ借りられるか分からない状況・・・。

なので、1〜4も手元に置いて、時々読み返したいので、

0も含めて購入してしまおう!と決意。

我が家には相変わらず、本を読む気がなさそうなイチコもいますしね。

読みたくなった時に手に取ってもらえるように、近々、買おうと思います。

 

ちなみに・・・

この本の主人公たちは、みんな社会人のため、

ブログカテゴリー『中高生向けの本』に入れるかどうか迷いましたが、

夢に関する悩みは

大人だからとか中学生だからとかないのでは?と思ったのと

イチコのクラスメイトの中に、この本を読んだことがある子がいて

「面白かった」と言っていたそうなので、

やっぱり『中高生向けの本』に入れることにしました。

現在や将来に不安がある人も無い人も、夢がある人もまだ無い人も、

いろんな人に読んでもらいたいと思う本でした。