昨日は週に１回のピアノレッスンに通う日。
そのレッスンから帰宅した際、次女ニコ（小４）がこんな事を言い出した。
「大変だから、ピアノやめたいんだけど･･･」。
５月に開催される予定の発表会に向けて
現在、発表曲（ニコは「エリーゼのために」）を練習中の我が家。
まだ発表会までには時間があるためか、
先生、ニコがレッスンに行っても、あまり先に進ませてくれず。
なのでしばらく、同じ場所ばかり弾いている日々。
（先生、エリーゼの仕上がりが早そうだから、
もう１曲、追加で弾くように考えておく･･･と
３週間前くらいに言っていたはずなのですが･･･変化なし。）
そのせいか、ニコの練習は身が入らず。
音を聞いていると、かなり雑に弾いているのが分かるほど。
もしかしたら雑な仕上がりでレッスンに行くから、また先に進めず･･･の
悪循環になっているのかもしれない。
まぁ、そもそもの話。
ニコは、前からピアノを弾くのがそれほど好きではなかった模様。
以前にも、「やめたい」と言われたことがあるので。
そして今回。
今は塾の宿題も多少、増えたし、趣味のイラストを思う存分やりたいし、
可能なら空いた時間にはYouTubeも見たい･･･などの理由があって、
きっと本人なりに「ピアノをやるのは大変」なのだろう。
一応、やめたいと言ったワケを聞いておこうと思ったので、
「何が大変なの？」と聞いてみました。
しかし、本人的には、やっぱりダメだったか･･･という感じで
「やっぱりいいです。やります。」という返事。
多分、ダメもとで「やめたい」と言ってみただけなのかなぁ？と。
で、先に書いたような理由
（ピアノが好きではない、他の楽しいことをしたい･･･等）のため
きっと許してもらえない、理由を話したら怒られるかも･･･などと考えて
これ以上、駄々をこねても無理だろう･･･と判断したのだと思われます。
やりたくないことをやらせるのは、あまり好ましくないなぁ、
と思いつつも、単に逃げたい、楽をしたい、という理由なら
もう少し頑張ってみてほしいなぁ、と親としては思うわけで。
「ちなみに･･･なんだけど、
イッちゃん（姉イチコ；現・中２）が小５の時は
中学受験の塾に加えて、花まる学習会もやってたし、
ピアノももちろんやってた、それからテニスも習ってたんだよね〜。
あの頃は日曜日しか休みの日がなかったなぁ。
コロナ禍で、色々習い事を絞ったから、ニコは塾とピアノだけだけど…。」
こんなこと言われたら、引き下がることしかできないですよねぇ。
ニコ、完全に諦めました。
というか、母、こんな話を持ち出すなんて、ちょっと卑怯では？と
今さらながらに思ってしまいました。
イチコの昔と比べるなんて。
本人の大変さなんて、本人にしか分からないのに、
姉と比べてしまいました。
反省です。
ただ、今でこそ、ピアノが楽しい、
やってて良かったと言っているイチコだって
昔はやはり練習をしたくなかった時期があったわけで･･･
その時期を乗り越えれば、ニコも楽しくなってくれるのかな〜
などと期待したり。
あくまで母の淡い希望ではありますが。
という感じで、実は母も何が正解なのか分からないのです。
イヤなものを続けさせても仕方ない、とは思いつつ、
今やめてしまったら、後々、後悔するかもしれない、なんてことも思う。
母も悩んでいるのです。
とりあえず、本人が「続けます」と言ったので
その方向にはなりましたが･･･
様子を見ながら、また機会を設けて、話をしてみようかな、と思います。
