こんにちは。二児の母のカコです。
前回、小学生の国語の成績の上げ方として、ニコに実践してみた
ポイント1〜3の『具体的な方法・その1』を書きました。
今回は、その続き。
ポイント4〜5と、その他の情報をまとめた『方法・その2』を綴ります。
具体的な方法1はコチラです↓
目次
具体的な勉強方法とポイント
もう一度、ポイントをまとめます。
- 書き順は絶対に守ること!
- 部首も一緒に覚えること!
- 音・訓はセットで覚えること!
- 漢字単品ではなく熟語で覚えること!
- 同音・同訓異字も意識すること!
1〜3の具体的な方法は前回、書きましたので、
今回は4〜5についてです。
4.漢字単品ではなく熟語で覚えよう
漢字の練習というと
その文字だけ ひたすら練習することがありますね
でも、この練習法は ちょっと危険。
書くことが作業化してしまうせいで、
できるだけ楽しようと、文字を分解して
1画目だけバーーッと1列分 書いてみたり(あるあるですね〜笑)
こなすことが目的となるため、思考が停止し、手だけ動かすので
文字というより、ただの「形」としてしか認識しなくなって
読み方や意味が伴わなかったり・・・なんてことも。
せっかく時間をかけて漢字練習をするなら
単品練習ではなく熟語練習の方が良いです!
それを意識したニコの漢字練習帳↓



例えば、ニコの3年生のノートにある『救』の文字。
『救助』『救護』『救急車』『救世主』『救う』の5つを練習。
すると、
「救助」は「救って助ける」んだね!
と覚えやすい!
また、「救世主」という言葉を知らなかったとしても
世界を救う主(人)ってこと??
と、何となく理解できました。
中学受験だけでなく、学校でも、漢字をテストする際には
1文字単品で問われることはほとんどなく、ほぼ熟語で問われます。
せっかく練習したものが無駄にならないようにしてあげたいですね。
5.同音・同訓異字も意識しよう
漢字の練習をしていると、同じ読みでも違う漢字というのが出てきます。
そんな時は、その関連した漢字も一緒に覚えちゃうと良いです。
例えば、『暑い』という漢字を練習している時。
「あつい」には、「熱い」と「厚い」もあるよ
と、学習範囲ではない漢字でも、一緒に伝えるようにしました。
と言っても「熱い」と「厚い」を練習させる必要はありません。
ただ、伝えるだけ。
でも「暑」という漢字1文字が「熱」「厚」を知ることによって
点と点がつながって線になる。
線が増えれば、線同士が交差して面になる。
そして記憶に残りやすくなる!!ので。
中学受験では、覚えにくい同音異義語をたくさん覚えさせられます。
『解答と回答』『科学と化学』『機械と器械と機会』等…
その時に改めて、まとめて覚えて、頭を混乱させるよりも、
漢字の練習ついでに覚えておけば、後で迷うことが少なくなります。
ニコのノート作りでは、こんな工夫をしました↓
「機械」と「器械」、「器械体操」の説明入り
「気管」と「器官」の説明 &「菅(すが)総理は くさかんむり」w
(去年そんな事まで書いてたか〜!と自分で笑ってしまった)
(「土管」を知らないと思われるニコのために、
土管から出てくるパックンフラワーのイラスト入りw)
使っている教材&便利なサイト
ニコの通っている『花まる学習会』では、
年に3回、「花まる漢字テスト」が行われるので、
そのテストに備えて
『小学漢字1026字の正しい書き方』という教材を購入します。
これがまた使いやすいんです!!
小学漢字1026字の正しい書き方
1年生から6年生までに習う漢字が全て、学年順に載っています。
画数・部首・音と訓の読み方・書き順・熟語(その漢字を使った言葉の例)等、
ポイントで挙げた1〜5全てが網羅されている一冊です!!!
ばぁばがニコの勉強の様子を見て「自分も欲しい!」と言ったほど 笑
(なので、もう一冊買って、ばぁばにプレゼントしました)
ぷりんときっず
無料で利用できる学習プリントのサイト。
算数と国語のプリントが、とても充実しています。
国語の場合、漢字の練習プリントもありますので
ノート作りが難しい場合には、プリントを利用されると良いと思います。
我が家は「漢字まとめ」プリントを確認の際に利用させてもらってます!
チビむすドリル【小学生】
こちらも無料で利用できる学習プリントのサイト。
国語や算数だけでなく、色々な教科のプリントもあるのがスゴイです。
漢字のプリントも、様々なバリエーションがあるので、
子どもたちが楽しんで学習に取り組めそう!
我が家は「漢字テスト」を、花漢の前に利用させてもらってます!
インプットをしたらアウトプットも
漢字練習(インプット)をしたら、ちゃんと覚えているかどうか、
確かめ(アウトプット)もしてあげる必要があるなぁ、と感じました。
練習(インプット)だけでは、あまり覚えていないので・・・。
その際、「テスト」と言ってしまうと
えーーー!ヤダーーー!
と反発をくらうことが予想されるので 笑
練習そろそろ飽きたよね?今回はクイズだよーー!!
など楽しいクイズ形式にしてあげるとノってきます 笑
というか、子どもたちは やっぱり単純作業の練習は、あまり好きじゃない。
なので、ちょっと自分の実力が試せるクイズだとやる気が出るみたいです。
私がニコに行ったインプット&アウトプットはこんな感じ
↑【インプット1】1文字1ページ練習 ↑【インプット2】1文字1行練習
↑【アウトプット1】書き順・部首・書き取りの確認
これは小学2年生の時の例ですが、
【インプット1】⇒【インプット2】⇒【アウトプット1】の順でやりました。
そして【アウトプット2】は、前にご紹介した
「ぷりんときっず」さんや「チビむすドリル」さんのプリントを
利用させてもらって確認テストをしました。
スモールステップで少しずつ学習していくので
テストをする頃には、結構、定着していましたよ!
最後に(体験のまとめ)
毎日、コツコツと漢字の勉強をしたおかげで
3年生ですが、花漢(花まる漢字テスト)で5年生のA級に合格できました。
ニコと一緒に漢字の勉強をしてきた体験談としては
高学年の範囲でも、漢字自体を覚えるのは意外と簡単でしたが、
馴染みのない熟語が多く出てくるようになるので
その意味を伝えたり、熟語を覚えさせるのに苦労しました。。
例えば、5年生の『旧』という漢字。
字は簡単だけど「旧家」「旧友」「旧版」など、
馴染みのない小3のニコは「???」でした。。
なお、中学受験については、
ニコは まだこれからなので何とも言えませんが、
前回の花漢が終わったあと、一息ついたので、
試しにイチコが塾で使っていた教材(予習シリーズ)の
国語4年上の知識問題を一通りやらせてみました。
↑予シリ国語4年上 第15回 ↑解いたノート(落書きはお見逃しをw)
範囲としては「同音・同訓異字」「熟語の組み立て」「三字・四字熟語」
と なかなか難しい問題でしたが、漢字練習の効果で、結構 解けていました。
「毎日コツコツ漢字勉強法」をやっておいて良かった!
ちなみに「コツコツ漢字勉強」をやらなかったイチコは
中学受験の勉強(特に国語)で苦労をしました。。。
(でも、今は幸せな中学校生活を送っているので結果オーライ!?笑)
それでも中学生になり、漢字にも取り組むようになったので、
今度、漢検の3級に挑戦するようです。(がんばれ!)
何はともあれ、勉強が苦痛なものではなく、
面白くて楽しいものであって欲しいと願う母でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。