イズルハ家の教育系体験記

イチコ(中3)ニコ(小5)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

中1女子の承認欲求を満たす子育てをしている途中ですが、だんだん反応が変わってきました。

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長女イチコの中学受験(受検)が終わり、1年が経とうとしています。

今、振り返ると、中学受験に取り組んでいた小4〜小6時代は

承認欲求を満たしてあげられてなかったな・・・と。

 

承認欲求が満たされなかった小学時代

とにかく塾の宿題が終わらない、成績が上がらない、という日々に

どうしたらいいんだろう・・・という親の焦りもあって

もっと頑張れ!もっとやれる!なんでやらないの!?

とプレッシャーをかけていたと思います。

 

当の本人は、がんばってもがんばっても認めてもらえない、

そのうち、がんばること自体が辛くなり、

がんばれ!と言われることに反発を感じ・・・だったのかなと。

 

親の子育て方法を指摘した塾の先生

その親のやり方に「No」を突きつけてくれたのが

今、お世話になっている塾の教室長の先生。

 

塾の先生といえば、親に、

「もっと家で勉強を頑張らせて下さい」という立場だと思うのですが

この先生は「親は子どもに勉強の事を言わないでください」と言う。

勉強のことは一切 言わず、代わりに親がやるべきことは

「子どもの承認欲求を満たしてあげること」だと。

 

面談で、親として「どうしたらいいんだろう?」という悩みを

時間をかけて解決してくれた先生。

その言葉を信頼し、今、中1イチコの子育てに関しては

承認欲求を満たすことを最優先にしています。

 

承認欲求の満たし方

今までは、北風と太陽北風ばかりで、

また勉強もしないで動画ばっかり見てる…とか、

机を片付けて!って言ったのにやってない…とか、

暇そうにして!とか、また昼寝?!とか、

気づけばコゴトばかり口を突いて出てしまっていましたが・・・

 

今は、

前より何かを頑張っていたら、すかさず褒める!とか、

「ぎゅーして」と言われたら、ぎゅっと抱きしめてあげるとか、

できるだけ「太陽」対応をしています。

 

次女のニコは小さい分、抱っこされる機会が多かったですが、

長女のイチコは、妹に取られた分、抱っこの機会が少ない。

また、イチコが「ぎゅーして」と言っても、

中学受験の勉強中は「勉強がんばったらね」など

条件付きにしてしまっていた・・・

今は無条件に応えるようにしています。

 

他にも、イチコのお気に入りの動画(アニメ)を

私も一緒に見るようにしました。

それが、思いのほか、すごく嬉しそうで!

「今日は一緒に見られる?」とワクワク嬉しそうに、

でも断られるかも…と少し心配そうに、聞いてきます。

なので、可能な限り、期待に応えるようにしています。

 

そういえば、私も自分の好きな音楽を親の前で聞いたりして、

ちょっと反応を示してくれた時は嬉しかったよな〜

なんてことを思い出しました。

一方で、「そんなのばっかり聞いて」「お母さんは興味ない」など

あまり理解をしてもらえなかった事が多かったので、

だんだん親との距離も離れていったなぁ、と。

 

子どもを褒めるだけが承認欲求を満たす方法ではなく、

子どもの好きなものを認めてあげるというのも

方法の一つなのだな〜と、最近気づきました。

 

中1女子の反応

この頃、イチコが少しずつ変わり始めました。

北風対応の時は、何かを指摘すると、

イチコは怖い顔でジッと睨んで黙り込んでいましたが、

今は、その顔を、ほぼ見なくなりましたし、

笑っていることが多くなりました。

 

また、今までは、勉強や部屋の片付けなど

面倒なことは先送りにしていましたが、

最近は「お母さんとアニメ見るから、勉強もやるよ!」と

自分から言うようになりました。

まぁ、勉強時間が足りてるか?というと、まだ少ない気はしますが、

それは本人も分かっていること。

親は口出しせず、そっと見守るのみです。

 

昨日の出来事

イチコの通う学校が中学入試対応のため

先週金曜から4連休だったので、新学期を前に、

昨日は「子ども部屋の掃除をするぞ!」と

イチコ・ニコ・私の三人で大掃除をしました。

 

掃除が大嫌いなイチコですが・・・

昨日は、今までと違って文句も言わず頑張りました!

しかも、終わらなかった後片付けを

私がお風呂に入っている間に、コツコツと片付けていたらしい。

やってる途中のイチコを見つけ

「すごいね!がんばってるね!」と褒めると

「お母さんがお風呂から出てくる前に終わらせる予定だったのに〜」

と、ちょっと残念そうだけど、ちょっと誇らしげなイチコでした。

 

今まで、いくら片付けて!と指摘してもやらなかった作業を

ちゃんと自分で行動に移すことができたこと。

他の方から見るとレベル低いと思われるかもしれませんが、

できなかった事ができるようになった事が嬉しい。

やらなかった事をやるようになった事が嬉しい。

他の子は出来てるのに、とか、妹でも出来るのに、など

他人と比べることもやめました。

イチコはイチコ。

前のイチコより成長していたら素晴らしい。

そんな風に思えるようになれたことも嬉しです。

 

たらればの話は置いておきます

太陽対応が良いとは分かっていても、できなかった小学生時代。

受験期に太陽対応をしていたら第一志望にも受かっていたかな?

なんて考えたりもしました。

でも、そんなことを言っても今さらです。

その時は、分かっていても、北風を吹かさずにはいられなかった。

子どもを信じ切れなかった親の弱さですかね。

 

第二志望とは言え、今の学校は凄く良い学校で、

この巡り合わせには、とても感謝しているので、

「もしもあの時、太陽対応していたら…」という

たられば話は、置いておくことにします。

それより今後のイチコとニコの未来について考えて、

二人が幸せに育つように

楽しく子育てしていけたらと思う今日この頃です。