昨日の話の続きです。
長女イチコ（中３）が、この夏、高校受験を前に急に成長した話について。
今回は母の心境も一緒に綴ってみたいと思います。
中３女子の成長と母の胸の内
これまで中学校の約２年間、ダラダラと過ごしてきたイチコ。
しかし、時々、やる気を見せて、急に勉強することもあり、
その度に母は「やっとやる気になったのね！」と喜んで
それをブログに残す…的なことをやってきました。
が、その頑張り、
三日坊主にも届かず、一日または二日坊主になることもしばしば。
すぐにダラダラ生活に逆戻り･･･なんて事の繰り返し。
このため、母は疑り深くなりましたし、一喜一憂をしなくなりました。
なので、今回の夏休みのイチコの頑張りについても
「長続きしないかも･･･？」と思って、なかなか記事にしませんでした。
しかし、今回のイチコは違いました。
約２週間、自らの決めたルーティンで勉強を頑張っているのです。
昨日も少し触れましたが、
朝の８時からピアノの練習、
９時から塾の宿題、
１０時から自習室で残りの宿題と受験のための問題集、
１２時５０分から夜８時４０分まで夏期講習、というスケジュール。
まず、ピアノについて。
夏休みに入る少し前に、
ピアノを続けるかどうか？について話し合ったことがありました。
その時にイチコが決めたのが
「勉強もちゃんとやるし、ピアノもやる！」ということでした。
その言葉通り、ピアノの練習はこれまでと違って、
自分の決めた時間にきちんとやるようになりましたし、
「疲れた〜」なんて泣き言も言わず、集中して弾き続ける。
本当に成長したな〜と、母は毎日、感心していたのでした。
しかし、３日ほど前のこと。
秋の文化祭のために練習していた曲に限界を感じたらしく
「バンドのキーボードの立候補を取り下げようと思う」
と言い出したのでした。
理由は、イチコの小さな手。
親指と小指がオクターブに届かず、
ピアノではペダルを使ってなんとかごまかしながら弾けるものの、
ペダルのないキーボードではうまく弾けないだろう、と判断したためでした。
それに加えて、何より、
ピアノの練習時間を受験勉強を頑張る時間に使いたいため、
という大きな理由もありました。
勉強への向き合い方が今回は本気だ、と母は感じました。
ピアノを頑張る！と決めたのは、つい３週間前のこと。
でも、この３週間で、イチコの意識がピアノから勉強へとシフトした。
今までにない変化に、母も内心、ビックリでした。
と同時に、イチコの決めたことなので、それを尊重しようと思いました。
今まで約２年間、自宅での勉強時間は『ほぼ０時間』だったイチコ。
勉強もしたくない、ピアノの練習もしたくない、というダラダラ生活。
『中学生はサナギと同じ。
チョウ（大人）に変化するための大切な時期だから、
勉強しろと言ったり怒ったりなど、余計な口出しはしないように。』
と塾の先生に言われたから、我慢していたものの、
毎日、ソファーでYouTubeや携帯ばかり見ているイチコを眺めながら
「このまま羽化もせず、ずーーっとダラダラのサナギのままだったら
先生、どうやって責任取ってくれるんですか！？
３年間、ずっとこのまま変わらなかったら、
”嘘つきー！！”って絶対に文句言ってやるんだからーーー！！！」
って、先生に向かって心の中で叫んだこともありました。
でも、塾の先生が言っていたことが本当になった。
イチコがサナギから蝶に羽化したのです。
しかも、余計な口出しをしなかったから、羽化不全も起こさず、
ある日突然、きれいにすんなり羽化できた･･･。
今、私は、心から驚いているのです。
もちろん、イチコの成長は嬉しいです！
ただ、正直、急に成長されると寂しいな･･･という気持ちもあったりして。
最近、少しの空き時間があると、
子ども部屋の自分のベッドで過ごすことが多いイチコ。
以前はリビングのソファーに、ずーーーーっっと居座っていたのに。
でも、それもきっと成長のひとつ。
自分の時間を一人で過ごしたいのかな、なんて思うのです。
なので母は引き続き余計な口出しはせず、見守るのみ。
あとは、ちょっと心配になることも。
イチコが最近「勉強しなきゃならない」と口にするが気になるのです。
「やらなきゃならない」と、自分を追い詰め過ぎてないか…と心配に。
なので、「息抜きも必要だよ〜♪」と、ニコとの映画鑑賞会に誘ってみたり、
（そこで先日『ベイマックス』と『リメンバー・ミー』を一緒に見ました♪）
夏期講習終了後の夜８時４０分以降はイチコのフリーな時間で
好きなように過ごせるよう、これまた口出ししないでいてあげたり。
（さすがにYouTube見過ぎな時は「早く寝ようよ〜」と声をかけますが。。
っていうか、私が眠いので！！ｗ）
今後も頑張りすぎて心が折れてしまわないよう、
気をつけて見守っていこうと思います。
