4年生になってから、全くと言っていいほど読書をしなくなった次女ニコ。
しかし、特典付き☆TODOリストで『読書』も特典付きにしたことにより
今月に入って、再び、本を読んでくれるようになりました。
(『読書』の特典も、他と同様、1冊読めばゲーム30分追加OK!)
というわけで、最近読んだ廣嶋玲子さんの本の読書記録を書いてみます。
心がほっこりする話が多い『十年屋』
捨てられないもの、なくしたくないもの。
そんな大切な物を十年間、魔法で預かってくれる『十年屋』に
さまざまな事情のお客さんが訪れる、というお話。
『銭天堂』を書いている廣嶋玲子さんの本ですので、
銭天堂と同様、こちらも短編のお話が詰まった本となっています。
そして銭天堂と同様、良い結末もあれば、悪い結末のお話もあり…。
ニコは悪い結末の主人公に対し「自業自得だけどね…」と
クールな感想を言ったりしてました(°∀°;)
しかし十年屋は、どちらかというと良いお話の方が多い感じ。
十年屋さんは「物」を預かるのですが、
その物には思い出や心が込められていて…。
読んでいると、じんわり、ほっこりしてしまいます(๑′ᴗ‵๑)❤︎
また、途中に出てくるお話が、エピローグで繋がったりしていて…
「あぁ、こういう結末になったのね〜♪」と、後日談みたいな感じで
前のお話がハッピーエンドになったりするのが、また ほっこり♪
更に執事猫のカラシちゃんが、なんといっても可愛すぎて.゚+.( ´ ∀`*).+
ニコもこの本をお気に入りになりましたが、私も大好きになりました。
文字の大きさは「やや小さめ」
ページ数は150〜170ページほど。
小学4年生くらいにぴったりです。
(ページ数がそれほど多くないので、3年生でも良いと思います)
ちなみに、十年屋シリーズの特別編として
『作り直し屋』や『いろどり屋』など
十年屋と魔法街の住人たちの本も出ています。
ニコは、その本が読みたくて読みたくて!
特典付き☆とか関係なく、あっという間に読んでいましたw
なので、現在、ゲーム時間の特典が使い切れずに
2時間ほど溜まってしまっています…(°∀°;)
世界の不思議な話『魔石館』
こちらも廣嶋玲子さんの本。
6〜8つの短編が入ったもので、少し不思議なお話が多い本でした。
舞台は世界の色々な国や人々。
すべて石(宝石)にまつわるお話ですが、
その地域に伝わる伝説や昔話のような感じになっています。
なので、それぞれの石の話が、その国の雰囲気とともに味わえて、
とてもイメージしやすかったです。
不思議な話、不気味な話、悲しい話、感動的な話など、
十年屋や銭天堂とは、また違ったテイストですが、
こちらも廣嶋さんワールド全開!といった感じでした。
十年屋と同様、文字の大きさは『やや小さめ』
ページ数は160ページ弱。
小学3〜4年生向けの本でした。
2022年9月現在、3巻までしか出ていないようです。
母の感想
私の感想としては、
十年屋の方は、主人公はそれぞれ代わっていくものの
魔法使いの十年屋さんを中心に様々な話が繋がっているので
短編ながら飽きることなく読むことができて、とても楽しいです。
一方、魔石館は、国も宝石もバラバラ。
それぞれ全く違う味わいの話が集められた感じでしたが、
短い中にも感情がギュッと詰まったものがあり
感動のあまり涙が出てしまった話もありました。
というわけで、どちらの本も面白いです!!!
どちらのシリーズも、もっともっと続いてほしいな〜と思いました。