ここ数年、私が主婦として個人的に研究テーマにしているのが
『理想の焼き芋づくり』です。
上に載せた素材写真のように、私の理想は、
中身はねっとり(もしくはホクホク)、
お芋の皮が乾いていて
割ると中身と皮の間に隙間があいている、という状態。
そんなお店で買った時のような焼き芋をお家でも作りたい!!
と、色々とチャレンジを重ねる日々。
もはや、遠赤外線の石焼きでないと、理想の焼き芋はできないのか・・・?
と落ち込む日もあったのですが、
ついに先日、その理想の焼き芋に到達することができたのです!!!
というわけで今回は、そんな私の大人の自由研究の話です。
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成功したのは、今年の11月中旬頃。
ちょうど長女イチコ(中3)が定期テストのため、
お弁当を作らなくていい♪と気分が良かった日の朝でした。
お弁当作りがなく、ちょっと暇になってなってしまった私は
去年、購入した両面フライパン『グルメパン』を出し
焼き芋を作り始めたのです。
去年、「焼き芋も焼ける!」と実演販売をしている通販番組を見て
購入を決めたハッピークッカーグルメパン。
私のやり方は、細めで火の通りやすいサツマイモを両面フライパンに並べ
水を少し入れて、蓋をしめて、弱火でじっくり40分ほど加熱する感じ。
焼き芋は低温調理の方が甘さが増す、と聞いたので
今までオーブンで作っていたものを、グルメパンで作るようになりました。
40分の加熱中、残り数分程度になると
中に入れた水もすべて蒸発しているので、皮を乾かすため、
蓋を開けた状態で何度かひっくり返しながら焼いていきます。
すると、しっとり甘い焼き芋のできあがり♪
・・・なのですが、このいつものやり方では、私の理想とする
『皮と中身の間に隙間ができるお店の焼き芋』にはならないのです。。
というわけで、大人の自由研究開始。
暇があった私は、皮をより乾かす方法を考え、実践してみました。
まず思いついたのは、レンチン。
大豆のから煎り(福豆づくり)などの際に、
レンチンしていたのを思い出したので。
ラップをかけてしまっては、水蒸気が逃げずに皮が乾かないだろうからと
グルメパンで焼いたばかりの焼き芋をお皿に乗せ、
ラップをかけずにレンジに IN。
すると・・・しばらくして「ボンッ!」という大きな音が!!!
はい、お芋が破裂してしまいました。
う〜ん、これは失敗。
皮が乾燥するだけでなく、中身の水分も蒸発して乾燥してしまい、
固くなっている部分がありました。
というわけで、別の方法へ。
次に考えたのは、オーブントースター。
といっても、我が家にはオーブンレンジしかないので
『グリル機能』を使って焼いてみることに。
グルメパンで先に火を通しておいた焼き芋を
オーブンレンジのグリル機能で焼くこと5分。
開けてみると、まだ加熱が足りない感じがしたので、
裏返して、さらに5分。
すると・・・なんか良い感じ♪
できあがった3本の焼き芋を割って、比較のために並べてみました。
左側;グルメパンで焼いたのみのもの
真ん中;グルメパン+レンチン(爆発!)
右側;グルメパン+グリル機能10分
違い、分かりますでしょうか?
もう少し見やすいように、グルメパン上で再度撮影。
↑グルメパンのみ ↑+レンチン ↑+グリル10分
違いは歴然!!
左側のグルメパンのみは、
身がしっかりと詰まった感じで、皮との隙間が少ないのに対し、
右側のグリル10分追加は、皮と身の間に隙間が出来てる!
しかも水分がほどよく抜けたおかげか、中身のねっとり感も凝縮された感じ♪
あ、真ん中のレンチン(失敗作)は、水分が飛びすぎて上部が白く変色、
めちゃくちゃ固くなっちゃってます。。
食べ比べもしてみました。
グルメパンのみも、普通に甘くて、ちゃんとおいしい。
ただ、レンチンは、固くなった部分が苦すっぱい味になり、まずかった。( ˃ ⌑ ˂ഃ )
一方、グリル10分追加は、いっそう甘みが増して、めちゃめちゃ美味しい!!
これぞ私の求めていたもの!!理想の味!!!
というわけで、辿り着いた私の結論。
『グルメパンで約40分蒸し焼きにした後、グリル機能で10分焼く!』
ちなみに、この時、使ったサツマイモは『紅天使』というもの。
たまたまスーパーで見つけたサイズ感がちょうどよかったお芋でした。
そのご別の日、『紅天使』が残り1本になってしまったので、
新しく買っておいた同サイズの『シルクスイート』と一緒に
同じ手順で作ってみたんですけど・・・ん?なんか、ちょっと違う!?
『紅天使』は理想の焼き芋になったのですが、
『シルクスイート』は紅天使ほどしっとりせず、ちょっとパサッと感。
シルクスイートも、ねっとり系のお芋のはずなんですけどねぇ・・・。
もしかして、種類によってこの方法は通用しない?と考えた私。
検証すべく、今回、ねっとり代表とも言える『安納芋』で再度実験。
そうしたら・・・大成功♪
皮と中身の間にもちゃんと隙間ができましたし、
中身の水分もちょうどいい感じに抜けて、めちゃくちゃ甘い♪
最高の出来上がりとなりました。
すでに作り方を習得していた私、
この日は朝の忙しいお弁当の時間でのチャレンジでしたが
時間内にちゃんと作ることができ、
1本はイチコのお弁当に入れ、1本は朝ご飯の時に私が食べ、
残り1本は学校から帰宅後、誰か食べるかな〜?と思って取っておいたら
結局、夕ご飯の前に、イチコが食べたw(o´∀`o)
気に入ってくれたみたいです。
ちなみに、シルクスイートがうまくいかなかったのは
紅天使よりもう少し長く火を通す必要があったのかな?
というのが、今の所の私の見解です。(決してお芋のせいではない。)
また今度、シルクスイートでリベンジしてみたいと思います。
以上、私が辿り着いた理想の焼き芋の作り方についてでした。