イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

長女が数学好きになったきっかけの本!『浜村渚の計算ノート』シリーズ

昨日、青柳碧人さんの本を綴った流れで…

今回は『浜村渚の計算ノート』シリーズについて書いてみます。

長女イチコ(現・中2)と私が青柳さんの本を読み漁ったのは、約1年前。

というわけで、今となっては記憶がちょっと薄れてはいますが…苦笑

 

これであなたも数学好きに!?

イチコが小学生時代、他の教科に比べて算数は得意な方でした。

でも、好きかどうか?と問われると「う〜ん…(悩む)」だったと思います。

でも、青柳碧人さんの『浜村渚』シリーズで

イチコは完全に「数学好き」に変身できたと母は確信しております!!

(本人は違うと言うかもしれませんが)

だって、読む前と読んだ後で、イチコに変化がありましたから!

 

浜村渚の計算ノート

 

 

あらすじは・・・

心を伸ばす教育として芸術系の教科が重視され、

数学などの理数系の教科が教育現場で削られる対象となった事をきっかけに

天才数学者がテロ組織を作り、様々な事件を起こしていく。

それに対抗するため、警視庁の助っ人として選ばれたのが

中学生の浜村渚ちゃん(数学オタクで可愛い♪ ←主観w)

テロ組織「黒い三角定規」が巻き起こす難事件に警察と数学好きの少女が挑む

という、あり得ない世界だけど、それさえ受け入れれば超おもしろい!話。

 

昨日、ブログに書いた「国語、数学、理科、誘拐」塾ミステリーと同様、

こちらは数学の知識が詰まった『数学ミステリー』

数学書ではなく、ライトノベル的な感じなので、スラスラと読みやすいです。

(なので、中高生にオススメ)

 

1冊の本の中に、短編小説がいくつか入っていて、

その短編ごとに数学の様々な題材が扱われています。

その内容がちょっと難しいものでも、渚ちゃんの解説が分かりやすく、

読みやすいので、興味を持って読み進めることができました。

 

1巻で扱われていたのは

四色問題(隣り合った領域が同じ色にならないように塗り分ける問題)

「0(ゼロ)という特殊な数字」について、

フィボナッチ数列

「π(円周率)」

こう書くと、少し難しそうなイメージですが、

どの事件も(少々強引ながら)数学を絡めた展開が とても面白かったです。

 

長女の読後の変化

現在、出ている全ての巻(11冊)を読み切ったイチコ。

本当に面白かった様子。

まず、「渚ちゃんが可愛い!」と主人公にハマり、

その主人公が大好きな数学にもハマりました。

 

シリーズを全て読み終わったあと、

私の方で、イチコがちょっとでも興味を持ってくれたらいいな〜と、

巻末の参考文献に載っていた数学ガールを図書館で借りてみたところ

浜村渚シリーズ同様、こちらも「面白い!!」と言って読むようになり、

「できれば買って欲しい…」と言い出したので、数冊まとめて購入することに。

 

また、イチコの中学校では

大学のゼミ形式のような探究活動の授業があり、

自分の興味のある分野を探究して発表するのですが、

様々なゼミがある中で、イチコが去年も今年も選んだのが「数学探究」

(今年は第2希望に「お金」第3希望に「アイドル」を選んだそうですが

第1希望の「数学」のクラスに入れたとのこと。)

去年の探究の発表会を参観させてもらった時には、

イチコが結構、難しいテーマを扱っていたので、かなりビックリしたのでした。

 

更に、イチコの数学好きになった影響はこんな所にも。

普段、ほとんど勉強をしないイチコ。

家でやっているのは、学校の宿題と塾の授業くらい。

それなのに、なぜか塾の実力テストで数学だけは100点を取れる。

(塾の先生、簡単なテスト用意してませんか!?)

さすがに学校の中間・期末は

100点が取れないような問題構成になってるらしいですが、

1年生の時は1度だけ、100点を取ってきた。

 

親としては、まんべんなく どの教科もできるようになっていた方が

高校受験で有利になるだろうな〜とは思いますけど、

自分の好きな教科を突き詰めて勉強する方法に関しては賛成。

なので、その「好き」を伸ばしていってくれたらいいな〜と思うのでした。

 

ちなみに…母の感想(おまけ)

あり得ないぶっ飛んだ設定で、実に面白い「浜村渚の計算ノート」

ですが、実は私、短編小説が苦手でして…(°∀°;)

3さつめに入ったくらいで、早々にリタイヤしてしまいました…笑

(今現在、11冊まで出ています。)

 

だって、短編小説って、その章ごとに事件がいったん終わるから、

次の事件を読み始めるのに、ちょっとエネルギーがいるじゃないですか。

いったんイスに腰を下ろしてしまうと、立ち上がるのに時間がかかるのと一緒w

(えっ?違います!?ww)

でも、3と1/2さつめ&8と1/2さつめは長編らしいので

今度、暇があったら読んでみようかなぁ。

あ、そうだ。

ニコ(現・小4)が興味を持ち出した頃に、一緒に読むことにしよう!

(↑しばらく読む気がないのがバレバレですかねw)