イズルハ家の教育系体験記

イチコ(中3)ニコ(小5)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

中3女子、本気の自由研究

夏期講習がなかったお盆休み中、

高校受験生のイチコ(中3)が取り組んだのが『自由研究』

昨日までの約一週間、次女ニコ(小5)が

サマースクール&田舎へ一人帰省し、家を空けていた間

手が空いた母はイチコの自由研究の専属サポート要員を務めました。

 

11日の『山の日』から本格的に自由研究をスタートさせたイチコ。

最初の頃はまだまだ考えが甘く、

少し実験を進めると「疲れた・・・」と休憩タイム。

しかし、ニコより一週間早く夏休みが終わるイチコは

山の日の時点で、夏休みは残り10日しかない。

とにかく時間がないのです!!!

 

と焦っているのは母だけで、イチコは今一つピンと来ていない様子。

本来なら、11日と12日だけで実験を終わらせ、

13日と14日は実験のまとめ、15日と16日は勉強をしよう、

という計画でした。(17日からは夏期講習が再開するため。)

 

にもかかわらず、のんびり構えているイチコ。

しかも実験中、様々なトラブルが起こり、そのたびに実験が中断。

特に辛かったトラブルが、実験を撮影しているスマホタブレット

ストレージが、すぐにいっぱいになること。

加えて、私が手作りした実験装置がすぐに破損してしまう・・・

ということが繰り返されて、何度も作り直しを強いられるハメに。

↑私の作成した実験装置。

 

イチコ、今回「水はね」の研究をしているため、その水しぶきで

装置のダンボールが濡れて、どうしても壊れてしまうのです・・・。

対策として、ダンボールではなく

牛乳パックなど別の素材で作って試したこともありましたが、

今度は実験がうまくいかず、やはりダンボールが最適だね、という結論に。

 

というわけで、実験だけでも時間がかかるところに

ストレージと装置破損のダブルパンチで、

結局、予定より2日遅れの14日に実験が終わりました。

いや、正確には15日ですね。

というのも0時をまわり、深夜1時半まで実験を継続していましたから。

 

イチコが本気になったのが、予定が延びた13日の夜でした。

「お父さん、明日は会社だから、スマホは貸せないよ」

夜、オトさんに言われたのがきっかけでした。

 

実験中、オトさんの携帯も借りて撮影していたのですが、

そのカメラが使えなくなる・・・!?と気づき、

そこで初めて焦ったイチコ。本気モードにスイッチが切り替わり、

13日(正確には14日)の午前1時まで実験継続。

ただ、ここでもまた装置が壊れるトラブルが起こり

(ストックを作っておいたのですが、それも使い果たしたので…)

この日の実験は強制終了。

 

翌14日の朝、イチコは

「お父さんが帰ってくるまでは、これまでのデータをまとめて、

帰ってきたらスマホ借りて実験する!」と決意。

その宣言通り、イチコは本当に真剣にオトさんの帰宅までデータを分析し

オトさんにスマホを借りてからは、

再度、深夜1時半まで実験を実行したのでした。

おかげで、無事、やりたかった実験は全て終了!!!

その間、ずーーーーっと母はイチコに付き合って撮影のサポート。

イチコもがんばったけど、私も頑張った!!(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!

 

もう本当に…イチコは小さい頃から頑固者でして。

「やりたい!」と言ったことに対して、意志を曲げないんですね。

私は、「夏休み終了まで時間がないから、全部の実験は無理なんじゃない?

もう少し、項目を絞ったら?」など説得したこともあったんですけど

やると決めたら絶対曲げないイチコ。

「やりたいことと、やれることは違うんだよ?とにかく時間がないんだよ?」

と何度も言い聞かせたんですけどね。

イチコ、最後には結局、自分が計画した全ての項目の実験をやり遂げました。

子どもの「やりたい!」ということは基本、叶えてあげたいと思っている母。

ボヤキながらも、なんとかサポート、頑張りましたよ…。

ホント誰に似たのか・・・。もう頑固なんだからーーー!!!٩(๑`^´๑#)۶

 

イチコ、今年は高校受験生なので、

当初は「自由研究は力を入れない」と言っていたんです。

でも、夏休みの理科室解放日に、中3の子も結構、来ていたようで、

「中3でも自由研究、真剣にやる人いるんだねー」なんて言ったりして。

そこからイチコの心に火が付いたみたいなんです。

自由研究をがんばれば「理科の成績に加点がされる」と言って。

 

ただ、自由研究に取り組んでいる期間、受験勉強はできないわけで・・・。

母としては、その点が少し気がかりに。

他の子は、今頃、勉強しているのかな〜?なんて思ったりして。

 

ただ、自由研究に真剣に取り組んだという経験は

今後のイチコの人生で、必ず、素晴らしいものになるのではないかと

母は感じているのでした。

何度も何度も失敗して、様々なトラブルも起こったりして、

でもそれを一つ一つ乗り越えて。

貴重な体験だったと思います。

 

実験自体は終わったものの、そのデータ分析やレポート作成は

まだまだ終わりが見えないイチコ。

ですが、あれからずっと本気モードは続いていて、

ニコが帰ってくる前のおととい15日には、

イチコ、約10時間ほど研究のまとめに取り組みましたし、

ニコを東京駅まで迎えに行った昨日・16日も、

その迎えの時間を除くほぼ全ての時間を

自由研究と塾の宿題につぎ込みました。

母は、撮影データのトリミングやスクショなどなど

裏方要員として手助けを継続しております。

 

そして今日からは、夏期講習が再スタート。

イチコ、フラフラになりながらも頑張っています。

夏休み終了まで、残り4日。

母は自由研究の手助けだけではなく、おいしいゴハンを作るなど、

様々な面からのサポートを引き続き頑張ります!