イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

自由研究と悔し涙

良いことも悪いことも記録(ブログ)に残していく、と決めたので、

今回の話も、ちょっと辛くはありますが、書くことにしました。

夏休みの自由研究、提出後の話です。

 

小5女子の自由研究

今年、とても苦労した夏休みの自由研究。

科学工作に取り組んだ次女ニコ(小5)は、学校の選考の結果、

学年代表に選ばれ入選、市の作品展へ出品されることになりました。

このため、この前の週末、家族で作品展を見に行ってきました。

 

1年生の時から連続で賞を頂いているニコ。

去年はイチコがお留守番をして、作品展を見に行かなかったのですが、

今年のイチコは「気晴らしに外出したい」ということで、

今年は家族みんなで行ってきました。

idokusyoclub.hatenablog.com

 

ニコの作品が飾ってある『科学工作コーナー』へ行ってみると

各学校の代表として選ばれた作品たちが所狭しと並べてありました。

 

探してみると、ニコの作品も発見。

ただ、他の作品と比べると、ちょっと地味。

計画通りにいかず、様々な壁にぶち当たって、

夏休みの最後の最後まで出来上がるかどうか・・・という状況だったため、

正直なところ、装飾まで気が回らなかった。

(他の作品は、色とりどりで、小学生らしいカラフルな作品ばかりでした)

idokusyoclub.hatenablog.com

 

今年の自由研究、本当に大変だったんです。

ニコも私も、本当に頑張ったんです。

終わらないかも・・・という不安と戦いながら、

それでも「解決策は必ず見つかる!」と信じて

最後まで諦めずにやり切ったんです!!

でも・・・そんな苦労を知らない人々にサッと素通りされていくニコの作品。

県への出品に選ばれることもなかったですし、推奨もつかなかった。

なんだか心にぽっかり穴があいたような気分になりました。

「あんなにがんばったのになぁ・・・」

 

中3女子の自由研究

今年、高校受験生ながらも、

本気の自由研究に取り組んだ長女イチコ(中3)。

これまで中学校2年間、学校の代表に選ばれ、県の科学展に出品され、

入選を果たしてきました。

idokusyoclub.hatenablog.com

 

そして今年は、過去2年間とは比べものにならないくらい

実験時間も長かったし、まとめるのも大変だったし、

受験勉強の時間を削ってまで何時間も何時間もかけて

イチコは科学論文を作り上げたのでした。

 

親のひいき目もあると思いますが、良くできた論文でした。

なので、今年も入選するといいな、と思っていました。

 

しかし、今日。

学校から帰ってきたイチコの口から

「自由研究、選ばれなかった・・・」と聞かされました。

 

どうやら科学展への出品、各学年毎に3名しか枠がない模様。

今回は最終選考まで残ったものの、

惜しくもその3名に入れなかったということでした。

 

今日、直接、理科の先生から話があったとのこと。

本当に惜しいところまで行ったらしい。

その話を聞いたイチコ、学校では我慢したらしいのですが、

帰ってくると涙が止めどなく溢れ出てきました。

私は、そんなイチコを抱きしめるしかできませんでした。

 

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頑張りが、必ずしも結果に結びつくものではないと

改めて感じることとなった今年の自由研究でした。

辛くて大変だった夏が終わりました。

 

評価の基準も分からないため、どうすることもできないのですが、

イチコに関しては、本当に、

入選した過去2年間とは比べものにならないほど

力を入れた今年の論文でしたし、

ニコも、科学館賞を頂いた過去の作品なんかより

今年の作品の方が時間も手間もものすごくかかった。

でも・・・きっと、選考基準はそこではなくて・・・

人のココロを動かすことができるモノかどうか、という感じなのかな。

 

まぁ、賞に選ばれることが全てではない、と言えばそうなのですが・・・

イチコもニコも私も、何か目標があるからこそ頑張れたのも事実でして。

その目標に届かなかったという結果は、やはりショックが大きいもの。

 

経験の浅い小学生のニコ。

小学生の間は大人が様々なアイディアを提供し、

多くの経験を積ませてあげたいと考えているため、

夏休み中、私は本やネット、図鑑などで色々な情報をかき集め、

ニコに提案し、それら沢山のアイディアを詰め込んだ作品を作りました。

ホントに母の知恵を振り絞って、振り絞って、

なんとか仕上げた作品でしたので・・・

これ以上のモノを作ることは技術的にも精神的にも不可能。

来年、何をニコに提案したらいいのか分かりません。

 

一方、イチコは中3ですので、来年リベンジ!というわけにはいきません。

「去年ならまだしも、受験生なのに・・・。

選ばれないなら、こんなに頑張らなかった・・・」と泣くイチコ。

悔しさの残る結果となりました。