イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

過去イチ大変だった今年の夏休み

一週間前に夏休みが終了している長女イチコ(中3)に続き、

今日から次女ニコ(小5)も学校がスタートしました。

夏休みが大好きで、

毎年、子どもたちと過ごす夏休みを楽しみにしている母でしたが、

今年はハード過ぎて、過去イチ辛い夏休みとなりました・・・。

 

要因その1『高校説明会』

高校受験生の長女イチコ。

夏は各高校で「学校説明会」が次々と開催されるので

イチコと二人で様々な学校へと足を運びました。

 

説明会に出席するだけならいいんですけど、

なにぶん、今年のこの『危険な暑さ』

近い所で徒歩20分程度、遠い所は、電車・バス・徒歩で1時間超え。

この夏、合計6校の説明会に出席しましたが、本当に辛かった。。

 

でも、その中でイチコが明確に『第一志望校』を見つけることができたので

よかったかな、とは思います。

idokusyoclub.hatenablog.com

 

要因その2『イチコの”本気の”自由研究』

勉強に対してやる気を出したイチコ、

今年は自由研究にも”本気”を出しました。

 

このため結局、母は、イチコの夏休み最終日までの10日間、

ずっっっとお手伝い要員として働き続けることとなりました・・・。

 

イチコの”本気”のせいで、実験の量もデータの量も多すぎて、

実験中は、ずっと中腰を強いられましたし、

実験終了後はデータのスクショやトリミング作業にかなりの時間が取られ・・・

(イチコはそのスクショ・トリミングされたデータを分析する係。

私は、その前段階の処理係。。)

家事と睡眠時間以外は、ほぼパソコンの前に座っていた気がします。

おかげで体はガチガチ。。

 

でも、イチコが頑張った分、本当に良いレポートが出来上がったと思います!

良い経験にもなりました。

idokusyoclub.hatenablog.com

 

要因その3『ニコの”終わりが見えない”自由研究』

最後にダメ押しだったのが・・・ニコの自由研究です。

元々、自由研究が大好きな二児の母。

だけど今年は辛かった。

それは何故かといいますと・・・「終わりがなかなか見えなかったから」

 

ニコが今年チャレンジしたのが『科学工作』

前にも少し書きましたが、今年、ニコは『覗くと見える天球儀』を作りました。

idokusyoclub.hatenablog.com

 

ただ、頭で考えた計画を実物に落とし込むのって、やっぱり大変ですね。。

本当に今回は様々な壁にぶち当たりました。

 

・天球儀本体を風船ピニャータ(風船の周りに紙を貼って作るもの)

 で作ったら小さかったので、ビーチボールでピニャータを作り直した

・天球儀を覗くための潜望鏡、アクリルミラーを使って作ったら

 ゆがんで見えづらかったため、100均でコンパクトミラーを購入。

 コンパクトミラーに合わせた一回り大きい潜望鏡を作り直した

・天球儀をダイヤルで回すための歯車のサイズが合わず

 何度も作り直した

などなど、作り直しが多数。

 

作り直しは結構、ダメージが大きいので、

ニコのモチベーションが下がらないよう、

母、事前に予備実験をして臨んだのですが、

それでも作業を進めていくと、思い通りにならない事が次々と発生。。

 

他にも

・舟形多円錐図法に切った紙を天球儀に貼ろうとしたが、

 天球儀にピッタリとは合わなかった…ので、何とか違和感がないように

 黒いマスキングテープを購入し、どうにか貼り付けた

というのも大変だったw

 

そう、問題が発生する度に「必ず良い解決策があるはず!」

代替案を模索し続けたのです。

(それが我が家の家訓ですから。

『壁に当たった時は、必ず方法を考えよ!問題を放置しては進歩はない!』

 

その結果、様々な困難を乗り越え、あとは最後に組み立てるだけ♪

となったのですが・・・

その組み立ての際に、最大の壁が立ちはだかりました。

”歯車では天球儀が動かない...?!”

 

手作り工作なので、今回、私たちが用意したのはダンボールの歯車。

ダンボールゆえに、強度がなく、意外と重量がある天球儀を

歯車で回すことができない(空回りしてしまう)ということが

すべてのパーツを組み立ててみて判明したのです。

 

最後の最後に与えられた試練。

夏休みは残り2日。

さすがの母も、心が折れそうになりました・・・。

 

でも『必ず良い解決策があるはず!!』という想いを捨てずに

ニコと色々な案を出し合いました。

そして考えついたのが「船の舵みたいなのを作ってみたら?」という案。

 

100均で買っておいたポリスチレンのボードを大きめの舵の形にカットし

それを天球儀に付けて、手で舵を回す形で天球儀を回すことにしたのです。

その案、まさに大正解!!うまく回ったのでした!!!

 

というわけで、夏休み最終日の昨日、ギリギリセーフで作品完成!!!

本日、無事に学校へ持って行くことができました。

はぁ、よかった。

 

自由研究が科学論文でしたら、実験が失敗しても、それも結果なので

「この実験はうまくいきませんでした」という結果を書いて終了できるのですが

科学工作は「うまくいきませんでした」で提出できないのが辛いところ。

必ず成功させて提出しなければならないですからね。

それが今回、本当に苦しかったです。

 

でも、無事に乗り切りました!!!

母も子どもたちも、大変だったけど良い経験ができた夏休みだったかな⁇

と思います。