我が家の長女イチコ(中3)は、あまり本を読みません。
あまりの本を読まないことから
母はイチコが小学校の高学年だった夏に
一冊の文庫本を買って与えました。
実を言うと、私はこの本の内容を知りません。
そういえば子どもの頃、こんな映画があったような・・・くらいの記憶です。
でも、なんとなく・・・
「夏と言えば『ぼくらの七日間戦争』でしょ!」というイメージから
イチコを本屋に連れて行った際に
「これ、読んでみない?」と、この本を薦めてみたのでした。
その作戦は大成功。
イチコはまんまとハマりました。
そして、七日間戦争にとどまらず、
次々と読んでいったのでした。
そんなイチコを虜にした『ぼくらシリーズ』の第一弾、
『ぼくらの七日間戦争』を
高学年になった次女ニコ(小5)にも読んでもらおうと
この夏休み、本棚から久々に取り出し、
ニコのためにリビングに置いておいたのです。
しかし、読んだのはニコではなく、イチコでした。
数日間、放置されたままのこの本をイチコが手に取り
「これ、ホント面白いんだよねー!」と言って
昨日の夕方から夜にかけて一気読み。
イチコ、約半年ぶりの読書です。
まぁ、読書すること自体は別に良いことなんですけど・・・
時期が・・・ねぇ。
まず、イチコが「高校受験生」であること。
そして「定期テスト(前期期末)まで残り一週間」であることさえ
気にしなければ・・・。 ( -᷄ ω -᷅ )
結局、昨夜、「勉強しなきゃやばい!」と言いながらも
読書を優先してしまったイチコ。
読んだことがない母は「どこが面白いの?」とイチコに聞いてみました。
すると
「まず、出てくるキャラクターが個性があって面白い!」だそうで。
なるほど、キャラ設定がしっかりしているのね。
また
「上手く言えないけど、今どきの人なら気持ちがきっと分かるハズ!」
とのこと。
ん!?今どきの人なら!?
「えーっと、今どきの人っていうか、大人でも読んだら分かると思うけど」
と、しどろもどろ。
はい、つまりイチコが言いたかったことは
「同年代の人が読んだら共感できるのでは?」ということね?
中学生が主人公みたいですし。
そして最後には、
「とにかく面白くて、すごく良い話!!!」
と強引に感想をまとめていました。
はぁ、語彙力なさすぎ・・・。(´ཀ`)
この子にはもっと読書が必要な気がしました。
なので可能なら、再び『ぼくらシリーズ』を全て読破してほしい。
ま、高校受験生じゃなければ・・・なんですけどね。
(とにかく時間が足りないの!!)
というわけで、この本のオススメは小学校高学年〜中学校1・2年生。
中3の受験生は、受験勉強を頑張りましょう。