イズルハ家の教育系体験記

イチコ(新・高1)ニコ(新・小6)オト(大黒柱)二児の母(私)が日々体験したことを教育系を中心に備忘録代わりに記録しています。公開日記のようなものです。気軽に読んでいってください。

子どもの教育は『わんこそば形式』ではなく『ビュッフェ形式』がよろしいかと。〜子育てママとしての見解〜

先日のブログで、子どものやる気スイッチを押すために

手を替え品を替えアイディアを振り絞っている、という話をしましたので

今回は『親がやった方がいいと思う子どもの教育法』について

私なりの持論ではありますが、綴ってみたいと思います。

idokusyoclub.hatenablog.com

 

昔ながらの『わんこそば形式』

分かりやすい例えかどうか、ちょっと不安はありますが、

子どもの教育は『わんこそば形式』ではなく

『ビュッフェ形式』が良いのではないかと思っています。

 

『わんこそば形式』というのは、おそばを次々と器に入れていくように、

大人が子どもに対して「はい、コレやって」「次はアレやって」と

次々、やることを指示・強制していくやり方。

公立の学校では、大体、そうですよね。

昔ながらのやり方です。(私はそうやって育てられました。)

効率は良いですけど、子どもにとっては、やらされ感満載。

ただ、当時、素直だった私は、大人の決めた枠組みの中で

成績もそこそこ良く、言うことを聞く良い子と評価されておりました。

しかし、大人の枠組みが取り払われる大学や社会に出てからは

そりゃもう苦労しましたよ。

自分の考えで決定して行動しなければならないですからね。

でもそれまで、そんなこと教えてもらってなかった。。

学生時代は、わんこそば形式の「コレやって」「アレやって」を

上手にこなしてくることしか教わってないんですもの。。

 

労力のいる『ビュッフェ形式』

一方の『ビュッフェ形式』。

自分で好きな物を取っていきますので、自己決定能力が育ちます。

そうすることによって、子どもたちの個性が伸び、

自分で判断して実行していく力が培われます。

大人としては、相当な労力が必要ですけどね。

子どもが好きなものを選べるように、

様々な興味あるものを用意する必要がありますので。

 

でも、学校でやったら、子どもによって差が出てしまう恐れがあるので

公立校では、なかなか導入するのは難しそう。。

ならば、せめて家だけでも!と思いながらも、

『わんこそば形式』で育てられた大人(親)たち。

子どもにも『わんこそば』を知らず知らずのうちに

強制してしまう場面が多いのではないでしょうか?

 

かくいう私も、長女イチコ(現・中2)が中学受験を目指している時は

『わんこそば形式』をやってしまっていました。

「せっかく問題集買ったんだからやって!」とか

「遊んでばかりいないで勉強して!」とか。。

 

『わんこそば』より『ビュッフェ』がよろしいかと

『わんこそば形式』は、大人にとって、結構、楽なんですよね。

「おそば」のように限られた選択肢を与えるだけでいいですから。

一方『ビュッフェ形式』は、本当に大変。

子どもが好きに選択できるように、様々な興味あるものを用意する必要がある。

でも、それこそが、大人(特に親)のやるべき事なんじゃないかな?と。

 

小学生時代は、栄養が偏らないように、ビュッフェ形式にしたとしても、

「これも食べておいた方がいいよ(やっておいた方がいいよ)」と、

ある程度、バランスを考えて取り分けて(誘導して)あげる必要はあります。

 

例えば、我が家で言うと、次女ニコ(小4)のために

クイズ大会を開催して塾の範囲を復習してみたり、

塾の歴史の勉強に合わせてリビングに歴史マンガをずらり並べたり、

それを補足する人物メインの別の歴史マンガを出して、

「この前、習ったところが載ってるよ〜」なんて声かけしてみたり。

様々なメニューを用意しながらも、しっかり身につくよう導いてます。

 

しかし、中学生となると話は別。

思春期・反抗期・自立心が育つお年頃。

そんなときに「これも食べて、あれも食べて」と

手出し口出しすると、アウトー!となってしまいます。

ちゃぶ台ごと ひっくり返されてしまうかもしれません。

今どき、ちゃぶ台なんてないですけどねw( °᷄д°᷅;)⁾⁾

 

なので親は、とにかくビュッフェ形式の大皿をひたすら用意するのみ。

栄養が偏ろうが何だろうが、自己責任。(ある程度ね。)

あと必要なのは、自分の子を信じる力でしょうか。

「今は偏った食事をしてるけど、もう少し成長したら、

自分に必要な栄養をきちんと取れるようになる」と。

 

公立高校受験では、きっとバランス良い栄養(勉強)が必要なのでしょうが

今、親として「わんこそば形式」で、それを強制する気になれません。。

だって、もっと先を見据えた時、

まんべんなく何でも平均点の人間が必要とされる時代ではないと思うから。

 

これからは、

これは誰にも負けないし、自信がある!というものを身につけていられるか。

だからこそ『ビュッフェ形式』。

とにかく愛情をたっぷり注入した料理の数々を並べていきます。

親が用意してあげられる様々な学び

(プログラミング・数学・読書・音楽・科学実験・スポーツ・料理などなど)

を、工夫を凝らして、楽しめるように、興味を持って選択できるように、

そのような場を作ってあげるのが、私たち大人の仕事なのではないかな。

 

というのが、二児の母の個人的な考えです。

色々なご意見はあると思います。

そもそも料理に例えるの、分かりにくい…というご指摘もあるかもしれません。

とりあえず、今後も楽しく子育てしていこうと思う母のひとり言なのでした。

長文の最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました。